引き続きデビッドソンが走行。モンツァ合同テスト4日目
2007年09月02日
雨のため1日延長されたモンツァ合同テスト4日目に9チームが参加。スーパーアグリからは、引き続きアンソニー・デビッドソンが走行。1分24秒919で9台中8番手だった。
午前中にまた雨が降ったようですが、午後は午前中よりドライなコンディションで、2種類のタイヤを比較したりさまざまなセットアップを試した模様。
ちなみにトップはマクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサで、1分23秒285のタイムだった。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年モンツァ合同テスト4日目 最終日
日付:2007年8月31日
テスト期間:3日間(プラス雨天予備日)
ドライバー:アンソニー・デビッドソン
シャシー:SA07-05
走行周回数:110周
最速ラップタイム:1分24秒919
順位:9台中8位
天気:雨のち曇り
気温:19-26°C
コース路面温度:20-35°C
テスト合計周回数:306周
テスト合計走行距離:1772.66km
SAF1 最速ラップタイム:1分24秒919(アンソニー・デビッドソン 4日目)
オートドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで開催されたF1公式テスト最終日の今日は、アンソニー・デビッドソンが走行を担当した。午前中は再び雨が降り、テスト走行は制限されてしまったが、アンソニーは24周を走り、レースのスタートシミュレーションテストを行った。午後は午前中よりドライなコンディションとなり、2種類のブリヂストン・ポテンザタイヤで走りながら、さまざまなセットアップのオプションを評価した。
ジェームズ・ロシター
「残念ながら、テスト1日目は電子系統の問題から走行が中断されてしまった。この問題を解決するのに午前中一杯かかったので、午前中は3周しか走れなかった。午後のセッションの方が順調で、来年用のECU(電子制御装置)のテストプログラムを行い、いくつかのセットアップの作業を完了した。レーススタートのデータもたくさん集めることができたので、最終的にはかなり生産的な1日となった」
佐藤琢磨
「天候が不安定だったね。テスト2日目は湿度の高いコンディションの中でのスタートとなり、日中にはコンディションは改善されたが、午後にまた小雨が降った。テストプログラムをスタートさせると、油圧系のトラブルがふたつ発生して、午前中の走行が大幅に妨げられることになった。この問題に関しては、来週までに調査を行う必要がある。モンツァ用の空力パッケージにはいくつかポジティブな評価結果が出ているので、来週、レースのために再びモンツァに戻ってくるのを楽しみにしている」
アンソニー・デビッドソン
「普通、イタリアのテストは暖かいのに、今回は天気がいつもとは違った。そのために、最初の2日間は走行が制限されてしまったけれど、今日の午後のセッションではイタリアGP用のセットアップの作業に集中して取り組むことができたし、いくつか面白い発見もあった。何回かのロングランもできたし、ローダウンフォース仕様のエアロパッケージもよかった。マシンもよくバランスが整っている感じだったので、来週のレースの準備は十分にできたと思う」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「天候は不安定だったが、雨天の予備日があったおかげで、SUPER AGURI F1 TEAMは予定していたテストプログラムをほぼすべて終えることができた。天気やマシンに発生したいくつかの問題のために、ドライバーやチームにとっては少しフラストレーションの溜まるテストになったかもしれない。特に、走行が1日延長となったので大変だったと思うが、彼ら全員の努力に感謝したい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)