2008年F1オーストラリアGP金曜日フリー走行後のコメント
2008年03月15日
2008年のF1オーストラリアGP初日のフリー走行後のコメントです。
今シーズンもぶっつけ本番となったスーパーアグリF1チ-ムですが、なんとか佐藤琢磨の方は予定通りにプログラムをこなせたようです。
ただアンソニー・デビッドソンのマシンに、冷却関係のトラブルが出たのが心配か。
とにかく今シーズンも走り出したスーパーアグリ、しばらくは厳しい戦いになるでしょうが、何とか乗り越えてほしいです。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2008年 オーストラリアGP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
フリー走行1回目 19位/ 7周/最速ラップタイム 1:31.048
フリー走行2回目 21位/16周/最速ラップタイム 1:30.663
アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
フリー走行1回目 20位/ 7周/最速ラップタイム 1:31.771
フリー走行2回目 22位/ 8周/最速ラップタイム 1:31.527
天気 晴天時々突風 (湿度9.5 - 19.3%)
気温 31.3 - 37.8°C
コース路面温度 34.0 - 46.0°C
今日、オーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットにてSUPER AGURI F1 TEAM はSA08を初披露し、2008年のシーズン開幕を迎えた。
暑く、風の強い天候の中で、初日の走行が始まった。午前中のフリー走行では、両ドライバーのために、インスタレーションラップ、グリッド進行のシミュレーションやシステムチェックが行われた。アンソニーの午後の走行は早めに切り上げられたが、佐藤琢磨は予定通りにテストプログラムを終了した。
佐藤琢磨
「2008年シーズン初日を迎えて、とてもうれしいです。もちろん、冬のテストが完了できず、初日から片付けるべき課題がたくさんあった。しかし、マシンが走り、チームが活気づいているのはいいことだ。当然、やることはたくさんあるが、全体としてはいい一日だった」
アンソニー デビッドソン
「今日は厳しい一日だった。最初から限られたプログラムを予定していたとはいえ、午後の走行時間を縮めなければならなかった。明日はもっとグリップが増して、そこから前進していけることを期待している」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「メルボルンに来ることができて、われわれはとても喜んでいる。しかし、メルボルンの方はわれわれに会ってもそううれしそうではないようだ。今日は厳しい一日で、われわれは、他のチームが冬のテストで終えることができたチェック項目を片付け、これからのシーズンにむけて段階的なアプローチをしていく。午前のフリー走行では、アンソニーはフルグリッドでのシミュレーションを、一方で琢磨はグリーンフラッグ状態でのシミュレーションを行った。予期していたいくつかの新車特有の問題が起こり、オーバーヒートする場面もあったが、その他に関し、午前はうまくいった。残念なことに、想定外の要因により、冷却部に問題が起こったことで、アンソニーの午後の走行は短縮されてしまった。明日はもっと距離を稼げるように、今夜これらの問題に取り組む必要がある」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)