2008年F1バーレーンGP土曜日公式予選後のコメント
2008年04月06日
2008年のF1バーレーンGP土曜日の公式予選後のコメントです。
両ドライバーとチーム共にコメントでは、マシンのバランスにはかなり満足のいくところまで仕上げられたとのこと。逆に言ったら開発のしていないSA08Aでは、これが限界ってことなのかもしれません。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2008年 バーレーンGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
フリー走行3回目 22 位 周回数:16周 最速ラップタイム 1分34秒952
予選順位 22番手 周回数:5周 ラップタイム 1分35秒725
アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
フリー走行3回目 21位 周回数:18周 最速ラップタイム 1分34秒591
予選順位 21番手 周回数:9周 ラップタイム 1分34秒140
天気: 晴天 (湿度16.7% - 29.6%)
気温: 最低28.3°C 最高30.0°C
コース路面温度:最低38.2°C 最高46.3°C
SUPER AGURI F1 TEAMは午前中のフリー走行で着実な進歩を遂げた。両ドライバー共にスタッフが昨日から取り組んで成し得た改良に満足することができた。予選のために今まで以上にSA08のバランスを掴むことができ、午後の予選では砂の多い、すべりやすい難しいコンディションの中、両ドライバーはマシンを限界まで攻めることができた。
佐藤琢磨
「昨晩からの取り組みのお陰でかなり前進した。今朝のフリー走行の間に車が出来上がってきて、バランスに満足できた。予選では最初の走行は少しすべりやすかったが、妥当だったと思う。二度目の走行ではグリップレベルが上がったため、嬉しかった。最後のコーナーまではとても良い感触だったが、外側の縁石に接触し、外側に膨らみ、すぐに飛び出してしまった。予選を完走することができなかったことは本当に残念だが、明日のレースではいい走りを見せたいと思う」
アンソニー デビッドソン
「良い予選の日だった。車のバランスにも満足していたし、ここのサーキットでの走行をずっと楽しむことができた。今日は僕達にとって良かった。というのも、前の車を最後まで追いかけ、スーティルと僕はほとんど離れていなかった。今日は本当にマシンの限界が見えたと思うため、かなり僕達にとっては嬉しいことだ」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「午前中のフリー走行では、両マシンともレース用のセッティングを中心にかなりのことをカバーできた。ただタイヤの一つに少し問題があったため、予選のバランスのためにもう少し取り組む必要があることはわかっていた。 予選では全て予定通りに進んだが、残念なことに琢磨はターン15でひっかかってしまい、リアエンドにダメージを受けてしまった。アンソニーは両走行とも素晴らしく、明日の決勝で前の車とのレースを楽しみにしている」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)