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2007年マシン SA07

2007年12月20日

モノコックのクラッシュテストの不合格など、開発の遅れから開幕戦でお披露目となった2007年の新車SA07。
このSA07は、ホンダRA106のデータを持つホンダの研究所の協力を得て開発。この部分がコンコルド協定に違反するのではと、スパイカーやウイリアムズから異論が出てカスタマーカー問題として騒がれた。
ただ、同じくカスタマーカー問題として取り上げられたトロロッソのように、完全に同じマシンを共有しているのではなく、SA07の場合はRA106をベースにスーパーアグリが開発している。

そのためかどうか解からないが、新たな試みをして開発されたホンダRA107が、開幕戦から苦戦を強いられる中、SA07は開幕戦でいきなり初の予選Q3進出を果たし、10番グリッドを獲得。
またスペインGPでは、念願の1ポイントを獲得。さらにカナダGPでは3ポイントを獲得する。特にカナダGPでは、コース上にて王者F・アロンソをオーバーテイクするシーンを世界に見せつけた。

シーズン中盤以降は、資金難から新しい開発が思うように出来ず苦戦。
それでも予選では中段グリッドに食い込む速さを見せた。

SA07マシンスペック

公式車両名: SA07
チーフデザイナー: ピーター・マックール
エアロダイナミシスト: ベン・ウッド
シャシー構造: フロント&サイド複合衝撃構造組込み型成形カーボンファイバー-ハニカムコンポジット構造、一体型ロールプロテクション構造、完全密閉燃料タンク
車体構造: コンポジット・サイドドポッド&エンジンカバー、分離カーボンフロア、コンポジット・ノーズボックス、コンポジット・ウィング
フロントサスペンション: ウィッシュボーン型、プッシュロッドトーションバー&ダンパー、機械式アンチロールバー
リヤサスペンション: ウィッシュボーン型、プッシュロッドコイルスプリング&ダンパー、機械式アンチロールバー
ダンパー: オーリンズ
ホイール: BBS
タイヤ: ブリヂストン
ブレーキ: 6ポッドキャリパー、カーボンブレーキディスク&パッド
ステアリング: SAF1仕様パワーステアリング
ステアリングホイール: SAF1仕様コンポジット構造
ドライバーズシート: ドライバー別カーボンコンポジット
シートベルト: タカタ
燃料タンク: ATL製SAF1仕様(ケブラー補強)
バッテリー: 2.5 Ah 鉛バッテリー
測器類: SAF1仕様
トランスミッション: SAF1 Hondaカーボンコンポジットメインケース、電子油圧制御7速シーケンシャル“quick shift”
クラッチ: ザックス
フロントトレッド: 1,460mm
リヤトレッド: 1,420mm
ホイールベース: 3,135mm
全長: 4,680mm
全高: 950mm
全幅: 1,800mm
エンジン名称: ホンダRA807E
排気量: 2.4L
エンジン形式: V型8気筒自然吸気Vアングル90°
最高出力: 700馬力以上
最高回転数: 19,000rpm
バルブ駆動方式: 4バルブ/1気筒、エアバルブ
スロットル制御方式: 電子油圧制御
インジェクション: Honda PGM-FI
イグニッションシステム: Honda PGM-IG
スパークプラグ: NGK
オイル: ENEOS

YouTubeにあるF1動画を集めてみました。

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