フランク・モンタニー
2006年07月28日
2006年シーズン開幕当初、スーパーアグリF1チームのリザーブドライバーとして契約したフランク・モンタニー。井出有治のスーパーライセンス剥奪事件より、セカンドドライバーとしてF1GPに参戦。
今年唯一のフランス人ドライバーとして、フランスGPにも出走。
2005年にチャンピオンチーム・ルノーのテストドライバーを務めていた経験を生かし、スーパーアグリF1チームのマシン開発にも貢献。
フランク・モンタニー(Franck Montagny) プロフィール
生年月日:1978年1月5日
身長:183cm
体重:73kg
血液型:RH+O
出身地:フランス・ロワール地方Feurs
公式ページ:http://www.fmontagny.com
1990年代初めにカートからレースキャリアをスタート。すぐにシングルシーターのカテゴリーに移り、1994年にフランス・フォーミュラ・キャンパスのチャンピオンを獲得。
フォーミュラ・ルノーで両足首骨折の大きいアクシデントに巻き込まれた1996年は最も困難な年となったが、シーズンが半分経過した途中からレースに復帰、2勝を挙げ、シーズン6位の成績を残す。
1997~1998年にフランスF3で合計12勝を挙げ、それぞれシーズン4位、2位を記録した後、1999~2000年は国際F3000に参戦。2001年からは、アロンソなどすでにF1ドライバーを輩出していたオープン・テレフォニカ(フォーミュラ・ニッサン)に参戦し、初年度に勝利数とポイントの新記録を樹立してシリーズチャンピオンを獲得した。「ワールド・シリーズ・バイ・ニッサン」に名称が変わったこのカテゴリーに2002年、2003年も継続して参戦、それぞれシリーズ2位とシリーズチャンピオンを獲得。
また、ル・マン24時間にも毎年参戦。2002年には総合6位、2005年には総合4位、2006年には総合2位という成績を残した。
2003年からルノーF1チームのテストドライバーを務める。ルノーがダブルタイトルを獲得した2005年もルノーR25の開発を担当。
そして、2006年は開幕戦のバーレーンGPとマレーシアGPでスーパーアグリF1チームのリザーブ&開発ドライバーを務め、第5戦ヨーロッパGPで念願のF1デビューを果たした。
F1での戦績
所属チーム:スーパーアグリF1チーム
出走回数:7回
最高位:16位
F1デビュー戦:2006年ヨーロッパGP