ニック・フライがスーパーアグリ参戦のチャンスは十分あるとコメント
2005年12月09日
ホンダ・レーシングF1のCEO、ニック・フライは、スーパーアグリF1チームが2006年F1のグリッドに並べる確率は五分五分よりは上だろうとの見解を述べた。
12月1日にFIAから発表された来季F1のエントリーリストに名前が掲載されなかったスーパーアグリ・フォーミュラワンだが、参加登録手続きに不備があったとして、登録申請をやり直すとのコメントを正式に発表、あくまで来季デビューを目指す姿勢を示している。これを実現させるには、他の10チームの承認が必要になるが、フライはスーパーアグリが目標を達成できる可能性は十分あるとコメントした。
「彼らにはやることが山ほどあるが、我々が見るところ、順調に進展しているようだ」とフライはロイターに対して語った。「(開幕まで)残された時間はあと3カ月で、全10チームのサインをもらわなければならないから、ちょっとした問題はあるし、私にはその状況は分からない」
「しかし物理的にグリッドに並べるかどうかという点については、そこそこチャンスはあるだろう。私から見ると、彼らのF1参戦への決意は固いし、エンジンという重要な部分はクリアしている。彼らは諦めないと思う」
たしかに、プライベートチームにネックなエンジンがホンダと決まっているだけに、エントリーさえ受理してもらえたら何とかなると信じてます。