ラバーグリップ(Rubber grip)
2006年11月08日
ラバーグリップ(Rubber grip)とは?
タイヤは表面のゴムが溶けて摩擦力を高めるため、路面に溶けたゴムが付着する。走行が重なるとブレーキング区間やコーナリングラインには、黒々としたゴムがこすりつけられる。このゴムが付着して摩擦力が上がった状況のことを言う。
このラバーグリップが増すことによりラップタイムが上がるが、逆にオーバーグリップになりマシンバランスを崩すこともある。
2006年シーズン中に何レースかで、予選ではブリヂストン&フェラーリが圧倒的に速かったが、決勝ではミシュラン&ルノーが同等もしくは上回る速さを見せることがあった。
この原因の一つに、ラバーグリップが増すとミシュラン&ルノーに有利に働くと予想された。