2007年F1マレーシアGP土曜日公式予選後のコメント
2007年04月08日
F1マレーシアGP2日目の公式予選後のコメントです。佐藤琢磨は連続第1ピリオド突破の活躍を見せるも、アンソニー・デビッドソンは突破ならず。その理由はアタックラップで渋滞にはまり、思うようにタイムアップできなかったからのようだ。
しかし調子は悪くなさそうなので、明日のレースに期待しましょう!
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 マレーシアGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行3回目 16位/最速ラップタイム 1分36秒545
予選 14位/ラップタイム 1分36秒430
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行3回目 8位/最速ラップタイム 1分36秒195
予選 18位/ラップタイム 1分36秒816
T-Car SA07-02
天気=晴天(湿度 49.1-52.6%)
気温=34.2-35.4℃
コース路面温度=27.1-56℃
SUPER AGURI F1 TEAMは2007年シーズン開幕戦での勢いに乗ったパフォーマンスで、今日の予選では再び第2セッションに駒を進めた。アンソニーは第1セッションのクイックラップで渋滞に遭遇したにも関わらず、18位で予選を終えた。琢磨は第1セッションを16位で通過したが、第2セッションで順位を上げ、明日のマレーシアGPを14位のグリッドポジションからスタートすることになった。
佐藤琢磨
「厳しい予選だった。フリー走行が難しい状況になってしまい、3回目のフリー走行でもちゃんとソフトタイヤで走るチャンスがなかった。予選は本当に集中しなければならず、自分ではベストを尽くしたつもりだったけれど、残念ながらチームとしては第1セッションのタイヤ選択を誤るというミスを犯してしまった。それで自信を失い、リズムが狂って、ラップタイムが伸びなかった。第1セッション通過はとても厳しかったげれど、気持ちを切り替えて、どうにか第2セッションまで進むことができた。第2セッションの方がよかったが、予選自体が厳しかった。今日の結果に満足するべきだとは思うけれども、もっといい結果を出せる可能性もあった。しかし、とても厳しいサーキットなので、予想どおりの結果だとも言える。少し残念な気持ちもあるが、それと同時に満足もしているので、明日のレースを楽しみにしたい」
アンソニー・デビッドソン
「ソフトタイヤで走ったラップで渋滞につかまってしまい、予選は少し悔しい思いが残った。1回目のランはまあまあで、堅い方のタイヤで走ったバンカーラップで12位のタイムを記録していたので、2回目のランで楽にタイムを伸ばせると思っていたんだ。しかし、トロロッソのアウトラップとぼくのフライングラップが重なって、足止めされる形になってしまった。それでタイムを伸ばすことができずに、第1セッションを通過できなかった。本当に残念だ」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「予選第2セッションまで1台が進めたというのに、落胆した気分なのが不思議な感じだ。第1セッションでは、特にアンソニーが渋滞のためにベストの走りができなかった。彼のパフォーマンスラップではバックミラーに注意を払わなかったドライバーがひとりふたりいて、それでタイムをロスしてしまったので、彼も腹を立てているようだ。琢磨は第2セッションに進めることができて素晴らしかった。SUPER AGURIのマシンとしては正当な結果だろう。我々は成長途中の若いチームなので、この結果を冷静に受け止めて前進していきたい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)