2007年F1モナコGP土曜日公式予選後のコメント
2007年05月27日
F1モナコGP2日目の公式予選後のコメントです。残念ながらタイムスケジュールのミスで、佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンの2人共最後のアタックが出来ず、予選第1ピリオドでノックアウトとなってしまいました。
しかしチームもドライバーも、これをチームの成長の糧として前進しようとする意気込みを感じます。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 モナコGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行3回目 13位 最速ラップタイム 1分38秒121
予選 21番手 ラップタイム 1分18秒554
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行3回目 14位 最速ラップタイム 1分38秒180
予選 17番手 ラップタイム 1分18秒250
T-Car SA07-02
天気=晴天 (湿度51.3-78.2% )
気温=最低23.2℃ 最高26.6℃
コース路面温度=最低 26.1℃ 最高31.7℃
モナコGPの土曜日はSUPER AGURI F1 TEAMにとって難しい1日となった。午前中は雨が降り、フリー走行3回目はトリッキーなコンディションの中で行われた。コースのコンディションは午後になると改善されたものの、予選セッションはチームの計画どおりには進まなかった。
佐藤琢磨
「午前中のセッションは雨で誰にとっても難しかったが、ぼくたちはウェットコンディションのいいデータを集めることはできた。予選がスタートして、最初の走行はウォームアップに過ぎず、2回目の出走では渋滞に巻き込まれてしまい、いいクイックラップを走ることができなかった。最後の予選ラップの準備のためにピットへ戻ったのだけれど、時間配分のスケジュールが間違っていて、3回目の走行ではラインを越えることができず、とても残念だった」
アンソニー・デビッドソン
「どのチームも条件は同じだが、今日はとても難しいコンディションだった。予選セッションはかなり混み合っていたが、チームのお陰でいいタイミングでコースに出ることができた。最後の予選走行を行えなかったのは残念だった。雨が今にも降り出しそうだったので、3回目の走行まで走り終えたいと思っていた。しかし、誰かが間違いを犯したとは思っていないし、今日の結果には満足している。ただ運が悪かっただけだ」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「午前中は天気のせいで少し予定が狂ったが、両ドライバーともとてもよく頑張ってくれた。予想どおりの中位のポジションだった。予選の最中も雨だったら、もっといいポジションだったと思う。しかし、予選で我々は無理をしすぎた。タイミングに関しては、琢磨もアンソニーも予定していた3回目の走行を行うことができず、ドライバーの期待を裏切ってしまった。これまでも言ってきたことだが、我々はまだ若いチームであり、常に学ぶ必要があるということだ」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)