2007年F1スペインGP土曜日公式予選後のコメント
2007年05月13日
F1スペインGP2日目の公式予選後のコメントです。佐藤琢磨のストップの原因は、燃料系のトラブルのようです。前戦2台ともエンジンブローだったので、このレースはなんとかトラブルなく走りきってほしい。
アンソニー・デビッドソンもスピンでコースオフしたが、特に大事には至ってないようなので、決勝での巻き返しに期待です。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 スペインGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行3回目 14位 最速ラップタイム 1分22秒295
予選 13位 最速ラップタイム 1分22秒090
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行3回目 8位 最速ラップタイム 1分21秒845
予選 15位 最速ラップタイム 1分22秒295
T-Car SA07-02
天気:晴天 (湿度 32.9-41.1% )
気温:最低26.0℃ 最高27.9℃
コース路面温度:最低37.7℃ 最高 50.5℃
SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンは、落ち着いたドライビングで今日のスペインGPの予選第2セッションへと進出した。両ドライバーはそれぞれ異なるトラブルからラップタイムを伸ばすことはできなかったが、琢磨は13番手、アンソニーはその後ろの8列目のグリッドポジションから明日の決勝レースをスタートする。
佐藤琢磨
「予選第2セッションは残念な終わり方になってしまった。燃料の問題からコース上でストップしてしまい、2回目の走行がスタートできなかった。しかし、フリー走行から予選第1セッションを通してマシンは進歩しており、2台ともコンペティティブな走りを見せていた。午前中の勢いを維持することができなかったのは残念だったけれど、いい1日だったと思うし、明日のレースでは力強い戦いを見せることができると思う」
アンソニー・デビッドソン
「午前中はいいタイムを記録していたので、予選でも同じような走りができる自信があった。予選第2セッションまで進めたのはよかった。期待はしていなかったんだけど、思ったほど難しくはなかった。しかし、第2セッションではターン9で風につかまってスピンしてしまい、フライングラップが全く走れなかったので、それが悔しかったね。ただ、マシンにはスピードがあるし、昨日の作業でいいバランスを見つけることができているので、決勝レースを楽しみにしている」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「今日のSUPER AGURI F1 TEAMのアプローチは正しかったと思う。午前中は作業がはかどり、両ドライバーもマシンに満足していた。予選の最中はマシン調整の必要もなく、とてもいい走りで第1セッションを通過することができた。第2セッションへ進めたのはオーストラリア以来のことだった。琢磨の1回目の走行はよかったが、その後、燃料のピックアップの問題でコース上でストップしてしまった。アンソニーは残念ながらスピンアウトしてしまった。明日はいいペースのレースが見せることができると思うので、今日の教訓から学んで、明日のレースを楽しみにしたい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)