2007年F1バーレーンGP金曜日フリー走行後のコメント
2007年04月14日
F1バーレーンGP初日のフリー走行後のコメントです。アンソニー・デビッドソンのフリー走行1回目の周回数が少なかったのは、やはりトラブルだったようです。ギアボックスにトラブルが出たということだが、大事には至らなかったようだ。
両ドライバーともまずまずのタイムを出しているが、予選で中段位に食い込むには、まだスピードが足りないか?しかし1年前を考えたら贅沢な話だ(笑
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 バーレーンGP金曜日 フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行1回目 16位 最速ラップタイム 1分35秒856
フリー走行2回目 16位 最速ラップタイム 1分35秒001
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行1回目 18位 最速ラップタイム 1分36秒243
フリー走行2回目 13位 最速ラップタイム 1分34秒595
T-Car SA07-02
天気=晴天(湿度30.8-51%) 気温=最低31.2℃ 最高 34.3℃ コース路面温度=最低39.2℃ 最高49℃
エキサイティングだった先週のマレーシアGP終了後、F1パドックはバーレーン王国へと移動した。昨夜の嵐の影響で、1回目のフリー走行がスタートした時のコース路面はとても汚れていた。午前中のセッションではアンソニーのギヤボックスにトラブルが発生したが、午後のセッションではアンソニーも琢磨も確かな進歩を見せた。
佐藤琢磨
「いい初日だった。ロングランのスピードは先週の勢いを維持しているし、開幕戦前のバーレーンのテストではさまざまなSA07の空力セットアップを試しているので、そのいい影響もある。マシンの安定した走りには満足しているが、僕たちはこれから明日のためにスピードを改善する作業を行う予定だ」
アンソニー・デビッドソン
「午前中は第1スティントの後にギヤボックスのトラブルが発生し、少しフラストレーションを感じた。その問題が解決されたので、2回目のセッションはとてもよく、いいバランスを見つけることができた。特にブリヂストン・ポテンザタイヤのソフトタイヤのバランスがよく、最終的には1周目のラップバランスもよくなった。長距離のグリップレベルにも自信がある。ハードタイヤは話が別だが、マレーシアと同じように今週末を通して2種類のタイヤの差も縮まっていくと思う」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「1回目のフリー走行ではコースも汚れていたしゴムもついていなかったので、しばらく待ってから走行を開始し、午後の方向性を決めるための基本的なチェック作業を行った。しかし、アンソニーのギヤボックスにマイナートラブルが発生し、アンソニーはかなりの時間をロスしてしまった。すぐにこの問題は解決することができたので、午後のセッションは成功だった。2台とも信頼性が高く、とてもよい情報を集めることができた。琢磨の走行でも有益なデータを得ることができたし、両ドライバーはマシンのバランスにとても満足しているようだった」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)