2007年F1バーレーンGP日曜日決勝レース後のコメント
2007年04月16日
F1バーレーンGP3日目の決勝レース後のコメントです。佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソン共にエンジンブローという残念な結果だった。しかしチ-ムとしてそれほど悲観的でなく、次戦からのヨーロッパラウンドに向けての意気込みを感じます。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 バーレーンGP日曜日 決勝
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
リタイア 走行周回数:34 最速ラップタイム 1分36秒359
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
16位(リタイア) 走行周回数:51 最速ラップタイム 1分36秒111
T-Car SA07-02
天気=晴天(湿度20.8% - 27.4%)
気温=最低28.8℃ 最高30.6℃
コース路面温度=最低34.3℃ 最高41.7℃
SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンは、過酷なバーレーンGPを戦う最中にエンジントラブルに見舞われた。2台のSA07がチェッカーフラッグを受けることなくレースを終えたのは、2006年のドイツGP以来初めてのことだった。
佐藤琢磨
「今日はぼくたちにとってはよくない日だった。とてもポジティブなスタートを切ることができて、順位もいくつか上げることができたけれど、今日もグリップに苦しんだ。レースを通して、マシンがとても不安定で、本当に大変だったし、中盤ぐらいにエンジンのパワーを失ったように感じた。結局は、何かしらのエンジントラブルが発生してフィニッシュできなかったので残念だったけれど、シーズン開幕からの3回の遠征レースでチームは素晴らしい仕事をしてくれた。レースを完走できなかったのは久しぶりのことだね!」」
アンソニー・デビッドソン
「これまでで最高のF1レースだったし、本当に楽しかった。ぼくは常にアクションの中心にいたし、みんながとてもクリーンかつハードなドライビングをしていた。ピットストップもよかったし、すべてが計画どおりに進んだ。戦略もうまくいっていたが、レースの終盤にエンジンの後ろから煙が出ているのが見えて、スピードが落ちていくのを感じた。そして、チームからストップするように指示が出た。でも、2種類のタイヤのどちらでもいい感じのバランスで、マシンの感触はよかったので、今日はいい日だったね」
鈴木亜久里 チーム代表
「バーレーンは比較的いい週末だった。琢磨のセットアップはアンソニーほど明確に決まらなかったが、この3日間でマシンのパフォーマンスを改善することができた。今回のレースでは、両ドライバーもチームもミスを犯すことなく素晴らしい仕事ぶりを見せてくれていたので、エンジントラブルで2台とも完走できなかったのは残念だった。しかし、気持ちを切り替えて、次のバルセロナのテストとレースのことを考えていきたい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)