2007年F1マレーシアGP金曜日フリー走行後のコメント
2007年04月07日
F1マレーシアGP初日のフリー走行後のコメントです。両ドライバーとも先週のテストよりグリップが無く苦労したとコメント。しかし佐藤琢磨の方は、バランスも良くまずまずの感触だったようですが、アンソニー・デビッドソンの方は、イマイチバランスが悪く苦労していたようだ。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 マレーシアGP金曜日 フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行1回目 17位 最速ラップタイム 1分38秒966
フリー走行2回目 14位 最速ラップタイム 1分37秒282
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行1回目 21位 最速ラップタイム 1分39秒357
フリー走行2回目 18位 最速ラップタイム 1分38秒344
T-Car SA07-02
天気 晴天、高温多湿(湿度45.4-60%) 気温 31.5-35℃ コース路面温度 33-58.6℃
気温が高く、コースもまだ汚れた状態だったために、マレーシアGP初日はSUPER AGURI F1 TEAMにとっては難しい1日となった。琢磨は2回目のフリー走行でSA07にある程度満足のいくセットアップを施すことができたものの、アンソニーのマシンはグリップを改善することができなかった。
佐藤琢磨
「難しい1日だったと思う。先週のテストがよかったのでポジティブな気持ちでここへやってきたけれど、午前中は本当に苦労した。他のチームの様子ではコースのコンディションもそれほど悪くはないようだったが、ぼくたちはいいグリップが得られなかった。午後になって、少し違うアプローチを試みたら午前中よりはマシンの調子がよくなったように感じたので、それには満足している。しかし、明日のセッションに備えて、まだやらなければならないことはたくさんあると思う」
アンソニー・デビッドソン
「ぼくにとっては難しい1日だった。終日、マシンのバランスがよくなかったので、できれば明日までにこの点を改善したいと思う。マシンの感触が先週のテストと全く違っていたので少し戸惑ったが、琢磨は好調で、マシンがメルボルンと同じようなスピードを発揮できることを証明してくれているので、あとは今夜の作業でぼくとエンジニアがどこまでマシンのバランス調整を行えるかにかかっている」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「最初のセッションで我々はグリップの低さに苦しんだ。汚れたコースでマシンをあまり走らせたくなかったのだが、走らせてみるとグリップが本当に悪かった。午後はかなりプッシュしたが、琢磨のマシンはバランスも良く、彼も満足しているようだった。残念ながら、アンソニーはマシンのバランスに苦しみ、琢磨のようにはいかなかったので、我々は今晩中に多くの作業をこなさなければならない」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)