2007年F1オーストラリアGP土曜日公式予選後のコメント
2007年03月17日
F1オーストラリアGP2日目の公式予選後のコメントです。佐藤琢磨にアンソニー・デビッドソン共々、満足のいく予選だったようです。またチームも最高に盛り上がっているようで、このいい流れを是非明日の決勝につなげて欲しい。
いろいろ始まったばかりですが、他のチームが安定してくる前に、少しでも上位の結果を獲得していってもらいたいです。そうすればまたスポンサー獲得に道が開けるかも?(シーズン前の噂だった冠スポンサーの件は破談になった模様・・・)
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 オーストラリアGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行3回目 9位/最速ラップタイム 1:27.266
予選 10位/ラップタイム 1:26.758
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行3回目 4位/最速ラップタイム 1:26.491
予選 11位/ラップタイム 1:26.909
T-Car SA07-02
天気 午前:くもり時々雨 午後:晴天 (湿度51.1-79.5%)
気温 18.3-22.9°C
コース路面温度 21.4-42.6°C
今日のSUPER AGURI F1 TEAMのことは以下のコメントがすべてを物語っている。
佐藤琢磨
「言葉がないよ。本当に素晴らしいチームの努力の成果だ。今日も最初は雨がパラパラと降って、フリー走行ではセットアップに思いのほか時間がかかってしまい、ほんの数周しか走れず、難しい一日だった。予選の間にチームが団結して少しずつマシンを作り上げていったのだが、それが成功した。これまでは予選の第2セッションまで進めれば満足だと思っていたし、まさか第3セッションまで進めるとは思っていなかった。しかし、そこに残ることができて、本当に最高の気分だった。もちろん、シーズンはスタートしたばかりで、まだやらなければならないことはたくさんあるけれど、明日はいいレースになることを願っている」
アンソニー・デビッドソン
「最高だったね。運転していても最高の気分だった。フリー走行での走りが予選でも続いたんだ。それを本当にエンジョイしていたけれど、最初のアタックでコースから外れて少しタイムをロスしてしまった。最後のアタックでは最終コーナーで多くタイムロスしてしまい、いいタイムが出せなかったが、そのあとのふたつのスプリットタイムは琢磨よりよかったので満足しているし、チームにとってもいい結果が出てよかったと思っている。だけど、フリー走行では自己ベストのタイムが出せたのに、予選ではそれを出せなかったことが残念だったね」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「チームにとっては素晴らしいニュースだ。最後のフリー走行では再び雨で準備を中断しなければならなかったが、最後はいい走りができていた。チームのレース魂を見せることができたと思う。予選ではスタッフたちをできるだけ落ち着かせるようにした。それは自分たちも含めてだけどね。すべてが我々に味方すれば予選第3セッションまでいけるのはわかっていたが、まさか本当にいけるとは思っていなかった。今日の予選で心残りなのは、アンソニーが第3セッションまで残れなかったことだけだ。この世界選手権のシーズン開幕戦で琢磨が予選第3セッションまで進めて、10位で終われるなんて、本当に驚くべきことだ。チームの全員、そしてリーフィールドのファクトリーのスタッフ全員が本当によく頑張ってくれた。ドライバーたちもとてもいいドライビングだったし、エンジニアもバランスのいいマシンを作り上げてくれた。スポンサーの皆さん、そしてパートナーであるホンダとブリヂストン・ポテンザにも感謝したい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)