2007年F1バーレーンGP土曜日公式予選後のコメント
2007年04月15日
F1バーレーンGP2日目の公式予選後のコメントです。佐藤琢磨はどちらかというとロングランを中心にセッティングを煮詰めていたようだ。しかしここのところのコメントで、つねにグリップレベルが低いと言うコメントが多い。去年のホンダも序盤そんな感じだった。やはりベースがRA106だからかな???(考えすぎ?)
アンソニー・デビッドソンは初のQ1突破で、なおかつ佐藤琢磨の前に出られたとご機嫌!この調子で決勝のほうも頑張ってほしい。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年 バーレーンGP土曜日 フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA07-04)
フリー走行3回目 17位 最速ラップタイム 1分34秒082
予選 17位 最速ラップタイム 1分33秒984
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23 (SA07-03)
フリー走行3回目 5位 最速ラップタイム 1分32秒900
予選 13位 最速ラップタイム 1分33秒082
T-Car SA07-02
天気=晴天(湿度35.9-58.1%) 気温=最低30.7℃ 最高35.1℃ コース路面温度=最低22.2℃ 最高45.5℃
今日もSUPER AGURI F1 TEAMは勢いのあるパフォーマンスで、再び予選第2セッションに進出することができた。今回、SA07を第2セッションまで進めたのはアンソニーで、13位で予選を終えた。琢磨は予想していたよりも低いグリップレベルを経験し、明日のバーレーンGPを17番手グリッドからスタートすることになった。
佐藤琢磨
「今日は予選第2セッションに残れず、残念だった。午前中の作業でロングランのペースはよくなっていたのだが、予選でそのスピードが発揮できなかった。グリップが悪く、スライドしてタイムロスしたのも残念だった。予想よりもグリップレベルが低かったが、レースではいいペースで走ることができると思うので、ポジションをいくつか上げられればいいと思っている」
アンソニー・デビッドソン
「とてもいい予選セッションで、本当に楽しむことができた。予選第2セッションにも進むことができたが、これが今年のスタートからの目標だったので、それを達成することができ、さらにチームメイトを打ち負かすことができたことに大きな達成感を感じている。本当にハッピーだ。午前中の作業でロングランのマシンバランスが改善されたこともよかった。明日のレースでは力強い戦いができるだろう」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「3回目のフリー走行で予選の準備を順調に進めることができた。アンソニーはマシンにとても満足し、いいラップタイムを出すことができたが、予選でも同じようなタイムが出せるとは思っていなかった。琢磨は少し違うアプローチでフリー走行を行い、スピードよりもバランスの変更に集中して取り組んだが、我々は予選の準備は整ったと思っていたし、自信もあった。午後も両ドライバーは多少異なるアプローチで予選に挑んだ。アンソニーは1回目と2回目の走行でマシンの性能を最大限に引き出すことができた。琢磨は1回目の走行はよかったが、2回目はラインが膨らんだコーナーがあり、少しタイムロスした結果、残念ながら予選第2セッションに進むことはできなかったが、文字どおりわずか100分の数秒の差だった。アンソニーは順調に第2セッションへ進んだ。第3セッションに進むのは厳しいとわかっていたが、チャレンジする決意だった。第2セッションの1回目の走行時のラップタイムはとてもよかったし、アンソニーもバランスにはとても満足していたので、何も変えずに最後まで戦った。結局は風が少し強くなってマシンのバランスがわずかに変化し、タイムは伸びなかったが、SUPER AGURI F1 TEAMにとっては素晴らしい予選セッションだった」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)