スーパーアグリF1がマシンスペックとチーム体制を発表。
2006年02月07日
スーパーアグリF1チームが、2月21日から始まるバルセロナテストで実車走行プログラムを行うことが正式に発表された。そのリリースでは次のように書かれているが、ドライバーに関しては近日中に発表とのこと。
「スーパーアグリF1チームは2006年テストプログラムを2月21~23日のカタルーニャサーキットから開始。
チームのドライバーに関しては近日中に発表の予定」
マシンの概要についても発表されました。
マシン名称は「SA05」。シャシーは、カーボン・ハニカムコンポジット構造で前後サスペンションはウイッシュボーンサスペンション、フロントはトーションバーとダンパーの組み合わせ、リヤはコイルスプリングとダンパーの構造となっている。
そのダンパーはオーリンズ製でホイール&タイヤはBBSとブリヂストン。キャリパーはAP製でパッドはHitco。ステアリングおよびパワーステアリングはSAF1内製、シートベルトはタカタ、燃料タンクはATL製、ミッションケースはSAF1内製のカーボンで7速セミATで、クラッチはザックス製。
車両寸法・エンジンスペック
フロントトラック: 1472mm
リヤトラック: 1422mm
ホイールベース: 3100mm
全長: 4666mm
全高: 950mm
全幅: 1800mm
エンジン: ホンダ RA806E
排気量: 2.4リッター
エンジン形式: 90°V8自然吸気
最高出力: 700 bhp以上
最高回転数: 19,000rpm以上
バルブ駆動: ニューマチック
気筒当りのバルブ数: 4
スロットルシステム: 電子・油圧オペレーティング
イグニッション: ホンダPGM-IG
スパークプラグ: NGK
またチームの体制は、以下のような首脳陣が指揮をしてチームを運営していくことになる。
チーム代表: 鈴木亜久里
マネージングディレクター: ダニエル・オーデット
チーフファイナンスディレクターおよびカンパニーセクレタリー: ウェイン・ハンプリス
チーフオペレーションオフィサー: ケビン・リー
チーフテクニカルオフィサー: マーク・プレストン
チーフ・デザイナー: ピーター・マックール
チームマネージャー: ミック・アインスリー-コーリショー
チーフメカニック: フィル・スペンサー
チーフレースエンジニア: グラハム・テイラー
22号車レースエンジニア: ゲリー・ヒューズ
23号車レースエンジニア: アントニオ・クケレラ