SAF1☆ARTAフェスタin鈴鹿サーキットを終えての鈴木亜久里代表のコメント
2006年11月22日
11月20日に行われた「SAF1☆ARTAフェスタin鈴鹿サーキット」、平日なのに約1万人も参加したとか!私も是非行きたかったんだが・・・
参加された方々は、かなり楽しめたイベントだったようですね。またこういう機会があったら行ってみたいと思います。
以下、スーパーアグリF1プレスリリースより。
鈴木亜久里が代表を務めるSUPER AGURI F1 TEAMと、同じく鈴木がプロデューサーを務める、ドライバー育成プログラムを中心としたモータースポーツプロジェクト「ARTA(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) Project」が合同で行うファン感謝イベント『SAF1☆ARTA FESTA』が11月20日、鈴鹿サーキットで開催された。このイベントは今年初めて行われるもので、鈴木亜久里代表のほか、佐藤琢磨、山本左近、井出有治の3選手も、ARTAドライバーとともに参加した。平日にもかかわらず、会場となった鈴鹿サーキットには早朝から数多くのファンが詰めかけ、約1万人の観客がさまざまなイベントを楽しんだ。
まず観客を驚かせたのは、オープニングセレモニーでの鈴木亜久里代表によるSA06でのデモンストレーションラン。スタートに少し手間取ったものの、見事に最新のF1マシンを乗りこなし、セミウエット路面ながらストレートは全開で通過するなど、大観衆からの喝采を浴びた。走行はわずか3周ではあったが、F1チーム代表が自ら最新F1マシンをドライブするという画期的な企画に、イベントは幕開けから大きな盛り上がりを見せた。
イベントは、レーシングカーの同乗走行やレーシングカーが走るコースを観光バスで見学するサーキットサファリなど、さまざまな内容が盛り込まれていたが、その中でも大きな注目を集めていたのは、やはりチーム代表とドライバーによるトークショー。鈴木亜久里代表の「さっきはもう少しかっこよくスタートしたかったね」という率直な感想を皮切りに、「今シーズンはとにかくクルマを速くしたいという思いでいっぱいだった」(鈴木亜久里代表)、「バーレーンでのインスタレーションラップではさすがに緊張しました」(佐藤琢磨)、「ドイツでマシンを壊したときはどうやって亜久里さんのところに戻ろうかと思いました」(山本左近)、「いろいろありましたが、今年は本当にいい経験をさせてもらったと思っています」(井出有治)と本音でシーズンを振り返った。
そして、ハイライトとなったのは、SAF1とARTAが戦うさまざまなカテゴリーのレーシングカーが参加して行われたタイムアタックと模擬レース。SAF1からは佐藤琢磨がドライブするSA06がフォーミュラカークラスの走行に参加し、インディカーやフォーミュラ・ニッポン、そしてF3という4台で行われた模擬レースで、大きなハンデキャップをものともせずに、見事優勝を果たした。ツーリングカークラス優勝の高木真一選手と表彰台に上がった佐藤琢磨は「久しぶりに優勝できて、うれしいですね(笑)」とコメント、大観衆からの温かい祝福を受けていた。
そして、イベントはグランドスタンド前に全ドライバーが揃ってのフィナーレで終了。鈴木亜久里代表は閉幕の挨拶として、このふたつの大きなプロジェクトを熱心に応援し続けてくれたファンへ向けて感謝のメッセージを贈り、大盛況のイベントを締めくくったのだった。
鈴木亜久里代表のコメント
「これだけ大勢のファンが来てくれて驚いているし、とてもありがたく思っている。各チームのスタッフとイベントスタッフが頑張ってくれて、イベントも盛り上がった。ここまで一緒にやってきてくれたオートバックスのプロジェクトやパートナー企業の応援があったからこそ、SAF1も始められたと思っているし、多くの人たちの応援や支援にはとても感謝している」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)