スーパーアグリF1のサードカーはモンタニーがドライブ
2006年04月27日
スーパーアグリF1チームは、ニュルブルクリンクで開催されるヨーロッパGPにおいて、フランク・モンタニーがサードカーをドライブすることを発表。
すでにバーレーンとマレーシアでもリザーブドライバーとしてチームに同行したモンタニーは、レースドライバーの佐藤琢磨、井出有治と共に金曜日のプラクティスセッションに参加し、同時にドイツでの週末のリザーブドライバーとしてスタンバイする。
「ヨーロッパGPで再びフランクが加わってくれるのはいいことだ」と、チームプリンシパルの鈴木亜久里は述べた。「SA05のパフォーマンスに関する彼のフィードバックは、私たちのエンジニアにとってきわめて有用なものになるだろう。彼はF1のテクニカルな面について、高いレベルの知識を持っている」
スーパーアグリF1が発表したプレスリリースでは、「このチームでさらに別の機会を提供できるかどうかについて検討中」とされているが、元ルノーのテストドライバーであるモンタニーに今後どのような“チャンス”が与えられるかという具体的な言及はなかった。
サードドライバーとして契約されていたモンタニーが、いよいよヨーロッパGPの金曜日に登場のようです。
テストの出来ないチームにとっては、サードカーの持つ役割は、大変大きいのでは!
以下はスーパーアグリF1プレスリリース。
ルノーでテストドライバーを務めた経験を持つフランク・モンタニーが、来たるヨーロッパGPでSUPER AGURI F1 TEAMのサードドライバーとなることが決定した。その後のことに関しては、今後も話し合いが続けられる予定だ。
モンタニーは、すでにSUPER AGURI F1 TEAMのリザーブドライバーとして、バーレーンGPとサンマリノGPに帯同しているが、来週のニュルブルクリンクのレースでは佐藤琢磨と井出有治とともに、金曜日のフリー走行でゼッケン41を付けるサードカーをドライブすることになった。また、モンタニーはチームのリザーブドライバーとしてもスタンバイする予定だ。
鈴木亜久里 チーム代表
「ヨーロッパGPで再びフランクを迎えることになり、嬉しく思っている。彼はF1の技術的な知識が豊富なので、SA05のパフォーマンスに関するフィードバックはエンジニアにとっても非常に有益なものになるだろう」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)