この日もジェームズ・ロシターが走行。ポール・リカールテスト4日目
2007年05月19日
ポール・リカールテスト4日目。前日に引き続きジェームズ・ロシターが走行。テストプログラムも前日と同じくカナダGP用のセッティングや空力パーツをテスト、132周を走り11台中の6位のタイムだった。
またウイリアムズからは中嶋一貴が参加。100周を走行し10番手のタイムだった。
スーパーアグリF1チームは、この4日間で2000km以上を走行。多くのデータを収集することが出来たので、次のモナコGPが非常に楽しみです。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
ポールリカール合同テスト4日目
テスト日:2007年5月18日
テスト期間:4日間
ドライバー:ジェームズ・ロシター
シャシー:SA07-05
走行周回数:132周
最速ラップタイム:1分29秒869(11台中6位)
天気:晴天 気温:18-23℃ コース路面温度:22-40℃
4日間合計走行距離:2169.4km
4日間合計走行周回数:244周(モナコ用コース)、246周(モントリオール用コース)
SAF1最速ラップタイム:Circuit 2DbSC 1分06秒281(佐藤琢磨)、Circuit 1EbSCv2 1分29秒869(ジェームズ・ロシター)
今日、ジェームズ・ロシターが4日間の合同テスト最終日を走り、SUPER AGURI F1 TEAMのテストを締めくくった。
今日はカナダGP用の空力分析の作業を行った。ブリヂストン・ポテンザタイヤは今日も好調で、次のレースに備えた詳細情報収集が引き続き進められた。継続してセットアップのデータを集めることができたため、マシンのハンドリングの改善が期待できるだろう。
佐藤琢磨(2日目担当)
「天気はよく、晴れていたが、午前中のセッションがスタートした数時間後に風が強くなった。早々からエンジントラブルが発生するなど、テストは期待していたほどスムーズではなかったが、昼までには作業の遅れを取り戻すことができ、予定どおりプログラムを完了した。午後は勇気付けられるテスト結果を得ることができた。モナコGP用の高ダウンフォースの空力パッケージの評価や、このレースで使われる2種類のブリヂストン・タイヤのテストを行った。どちらも同じように重要なテストだ。長距離走行では多くの貴重なデータを集めることができたし、いいテスト2日目だったと思う」
ジェームズ・ロシター(1、3、4日目担当)
「最初の2日間はモナコ用のレイアウトを使ってテストを行った。モントリオール用スペックの空力パッケージのダウンフォース・レベルの評価やタイヤの評価も行うことができた。いいバランスを見つけることができたし、パフォーマンス改善に役立つポイントを発見することができた。SUPER AGURI F1 TEAMでの初めての1週間は最高だった。来週はチームと共にモナコへと旅することになるが、今はそれを楽しみにしている」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「今週は本当に忙しかった。チームの努力に感謝したい。かなりの量の情報を集めることができたので、今後のレースのパフォーマンス向上に役立てることができるだろう。今回もSA07は高い信頼性を発揮し、ジェームズと琢磨は多くの周回数をこなすことができた」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)