3日目はデビットソンが走行。バルセロナ合同テスト3日目
2007年05月04日
F1バルセロナ合同テスト3日目は、前日の雨での遅れを取り戻すべくアンソニー・デビッドソンが114周を走行し、11台中8番手のタイムを出した。
トップタイムはフェラーリのフェリペ・マッサが出し、3日間ともフェラーリがトップだった。
ちなみに2日目が雨だったので、テストは1日延長されるが、スーパーアグリF1は参加しない。
ちなみに4日目のトップは、レッドブルのクルサード。ニューエイ作のRB3は、どうやら次のステップに進むようで、速さにプラス信頼性が出てきたらかなりの強敵になりそうだ。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
バルセロナ合同テスト3日目
テスト日:2007年5月2日
テスト期間:3日間
ドライバー:アンソニー・デビッドソン
シャシー:SA07-02
走行周回数:114周
最速ラップタイム:1分23秒027(11台中8位)
天気:晴れのち曇り
気温:13-19℃ コース路面温度:15-28℃
合計周回数:253周
合計走行距離:1177.7 km
SAF1最速ラップタイム:佐藤琢磨 1分21秒858(1日目)
スペイン・モントメローのカタルーニャ・サーキットで行われたテスト最終日は、アンソニー・デビッドソンがSUPER AGURI F1 TEAMのテストを担当した。
今日はチームにとってはとても忙しい1日となったが、引き続きマシンのセットアップ及びブリヂストン・ポテンザタイヤの評価作業を行い、昨日の悪天候でロスした時間を取り戻すことができた。チームは今回のテストの成果に満足しており、次のスペインGPを楽しみにしている。
佐藤琢磨
「テスト初日の天気はパーフェクトだった。午前中は風もなく、バルセロナのレース用の新しい空力パッケージをテストするには最高のコンディションだった。その日は新しいギヤボックスのパフォーマンスもよく、貴重なデータをたくさん集めることができた。残念ながら2日目は断続的に激しい雨が降り、天候が安定しなかったために有意義な走行を行うのが困難だった。しかし、これまでSA07をウェットコンディションでちゃんと走らせたことがなかったので、ウェットでのマシンの状態や対応策を把握できたことはよかった。総合的には、今回のテストはチームにとってポジティブなテストだったと思うし、マシンのパフォーマンスにも満足している」
アンソニー・デビッドソン
「昨日の激しい雨の影響で、午前中はコースがまだ濡れていたし、汚れていた。しかし、早い段階でいいバランスを見つけることができ、異なる空力セットアップをいくつか試したが、よい結果を得ることができた。午後になると風速が強まり、その後はコースを走るのが難しくなったが、そんなコンディションでも快適にロングランを何本か走ることができた。今回も2種類の異なるスペックのタイヤを使ったが、予想どおりの性能を発揮してくれたので、来週のレースが楽しみだし、今回のテストと同じように、マシンがいいバランスを保ってくれることを期待している」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「今回のテストでは、次のグランプリにマシンの改良を間に合わせるために、チームのみんなが本当によく頑張って働いてくれた。この3日間はマシンの信頼性が高く、新しいパーツを組み込んだマシンに最高のセットアップを施すことができたし、データも収集できた。今回もホンダとブリヂストンのサポートを得て、SUPER AGURI F1 TEAMは多くの情報や経験を蓄積することができた。両ドライバーもそれぞれのマシンのパフォーマンスに満足してテストを終了しているので、来週のレースに期待したい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)