ギド・バン・デル・ガルデが初登場、バレンシア合同テスト2日目
2007年02月01日
バレンシアF1合同テストの2日目。
この日も前日同様9チームが参加。天候はまた雨が降っていたようで降ったりやんだりの中、再びマクラーレンのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマーク。
アロンソは天候がコロコロ変わる中、90周を走行。他のチームがだいたい半分くらいの周回しかしてないので、アロンソはMP4-22を精力的に走らせているようです。これはマシンの開発や慣れのため以上に、去年までの弱点だった信頼性を試しているように思う。
スーパーアグリF1チームからは昨日に引き続いて佐藤琢磨と、スーパーライセンス獲得のためにF1での走行距離を稼がないといけないテストドライバーのギド・バン・デル・ガルデが初登場。
しかしギド・バン・デル・ガルデは、SA06Bに乗り込むもトラブルで4周の走行に終わったようだ。
佐藤琢磨は、ブリヂストンタイヤの分析とコントロールシステムの開発に専念し、16台中14番手となった。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
バレンシア合同テスト 2日目
テスト日: 2007年1月31日
テスト期間: 3日間
ドライバー: 佐藤琢磨、ギド・ヴァン・デル・ガルデ
シャシー:
佐藤琢磨 SAF1 Team 暫定マシン
ギド・ヴァン・デル・ガルデ SA06 B-04
走行周回数:
佐藤琢磨 37周
ギド・ヴァン・デル・ガルデ 4周
ベストラップタイム:
佐藤琢磨 1分14秒812(16台中14位)
ギド・ヴァン・デル・ガルデ 1分26秒348
天候=くもり時々雨 気温=9-16℃ コース路面温度=8-20℃
今日、SUPER AGURI F1 TEAMのサードドライバー、ギド・ヴァン・デル・ガルデがスペインの合同テストに参加しているチームに加わり、FIAのスーパーライセンス申請に必要なマイレージを積み上げるためにSA06 B-04をドライブした。しかし、残念ながら、メカニカルトラブルで予定より早くドライブを切り上げた。明日はスーパーライセンス発行を確実にするための十分な走行時間があるだろう。
暫定マシンによる佐藤琢磨のテストでは、ブリヂストンポテンザタイヤの分析とコントロールシステムの開発を引き続き行ったが、いつになく荒れ模様となったスペインの天気でテストはあまり進まなかった。
明日は、アンソニー・デビッドソンが琢磨の仕事を引き継ぐ予定だ。
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)