デビッドソンが10番手、バーレーン合同テスト1日目
2007年02月23日
バーレーンF1合同テスト1日目。ウイリアムズとスパイカー以外の全チームが参加し、フェラーリのマッサとライコネンがワンツー。今までのテストでイマイチだったホンダが3・5番手に付け、好調マクラーレンがアロンソ抜きで4・6番手と上位につけた。
これまでテストで速いマクラーレンにロングランで一番のフェラーリ、ちょっと不調なルノーにホンダって感じでしたが、ホンダのタイムも上がってきたようです。もちろんテストなので実際のところはまだ解りませんが・・・
スーパーアグリF1では、アンソニー・デビッドソンが暫定マシンで16台中10位のタイムを出した。
他の全チームが新車でテストしている中、まだ暫定マシンってところが気になるが、この暫定マシンのデータからSA07への流用は進んでいるはずです。新車SA07の登場を期待しましょう。
また公式ページにて、メトリス社と長期パートナーシップ契約が決まったとのこと。具体的には、寸法管理に用いるハイテク測量システムがチームに提供される。
こういうシステムはマシン開発や検査などで力を発揮してくれることでしょう。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
バーレーン合同テスト 1日目
テスト日: 2007年2月22日
テスト期間: 3日間
ドライバー: アンソニー・デビッドソン
シャシー: SAF1 Team 暫定マシン
走行周回数: 77周
ベストラップタイム: 1分33秒396(16台中10位)
天候=晴れ 気温=21-25℃ コース路面温度=22-33℃
SUPER AGURI F1 TEAMは、バーレーン国際サーキットで行われる開幕前の最後の2回のテストに参加するために、サウジアラビアの東海岸とカタール半島の間に位置するアラビア湾南岸の島であるバーレーン王国へ飛んだ。
今回はアンソニー・デビッドソンが1台のマシンでの3日間のテストプログラムを担当することになる。
今日、チームは2セットのブリヂストンポテンザタイヤの違いを見極めながら、セットアップ、コントロール、そして空力の分析作業を進めた。
メトリス社と長期パートナーシップ契約を締結
メトリス社がSUPER AGURI F1 TEAMの公式インダストリアルサプライヤーとなることが決定した。メトリスが今回チームに提供するのは寸法管理に用いるハイテク測量システムで、CMM用レーザースキャナ、ポータブルアーム、点群データ処理用ソフトなどが含まれる。このシステムを用いることによって、マシンのボディ及びエンジン部品の製造時に必要な検査行程をより精度の高いものにできる。
「メトリスはSUPER AGURI F1 TEAMの公式インダストリアルサプライヤーとなることをとても誇りに思っている」と、メトリス営業開発部のヨス・ヤンスは言う。「SUPER AGURI F1 TEAMと共に仕事をすることは、我々にとって非常に名誉なことであると同時に、大きな責任も感じている。F1チームとパートナーシップを組むことは、メトリスの光学測量システムのような革新技術を一般の自動車メーカーに紹介する最高の基盤になると考えている」
「非常に優れた最先端測量システムを開発する会社なので、メトリスとパートナーシップを結ぶことになった」と、SUPER AGURI F1 TEAMのマネージングディレクターであるダニエル・オーデットは言う。「メトリスのレーザースキャナを用いれば、マシンのパフォーマンスを次のレベルに引き上げるために必要な検査をより素早く正確に行うことができるだろう。常に前進を目指す我々にとって、メトリスのようなパートナーを得ることは理にかなっている。彼らの協力を得て、グリッド順位を上げることができればいいと思っている」
メトリスの製品は、すでにほとんどのF1の有力チームが採用しており、研究開発、テスト、製造などの過程で日々活用されている。
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)