モノコックにダメージで早めの終了に、バーレーン合同テスト3日目
2007年03月03日
バーレーンF1合同テスト3日目。フェラーリのフェリペ・マッサが3日間すべてでトップタイムをマーク。
スーパーアグリF1は、佐藤琢磨がドライブするも16台中16位。どうやら縁石を乗り越えた際にモノコックが修復不可能なダメージを負ったようで、昼過ぎにテストを切り上げたようだ。
それでも十分にデータの収集はできたようです。
しかしである、唯一新車を走らせてないのがファンには不安。さらに新車SA07は、3月12日の東京での発表会は延期になり、開幕戦の前々日である3月14日にアルバートパークサーキットで発表されるという話である。
2年目の新車もぶっつけ本番!これがチームの伝統にならなければ良いが・・・(苦笑
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
バーレーン合同テスト 3日目
テスト日: 2007年3月1日
テスト期間: 3日間
ドライバー: 佐藤琢磨
シャシー: SAF1 Team 暫定マシン
走行周回数: 53周
ベストタイム: 1分33秒337(16台中16位)
天候=快晴 気温=20-27℃ コース路面温度=24-38℃
トータル周回数: 228周
トータル走行距離: 1234km
ベストタイム: 佐藤琢磨 1:32.837
今日、SUPER AGURI F1 TEAMはバーレーンインターナショナルサーキットで行われた最後のプレシーズンテストを終えた。昼食の後にモノコックが縁石によって修復困難なダメージを受けたため、チームは荷造りに入ることになった。とはいえ、すでに主なテスト項目はすべて終了していた。
佐藤琢磨
「僕たちにとってはまた実のあるテストになった。いろいろなセットアップを試してかなり前進したし、改良もできた。最初の2日間はかなり風が強くて、予定していた空力テストを行うのが難しかった。しかし、今朝はコンディションが回復して、空力に関する作業を終えることができたし、メルボルンに向けて多くのデータを集めることができた。まだすべきことはたくさんあるが、準備作業はだいぶ済ませてあるし、ブリヂストンポテンザタイヤへの理解も深まったと思う」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「今回が2007年シーズンのレース前の最後のテストとなったが、琢磨はマシンのバランスを気に入ってくれたし、彼担当のエンジニアがブリヂストンポテンザタイヤのメリットを最大限に活かせるようにする方法を理解するのは重要なことで、これらを達成できて満足している。さらに、2007年仕様マシンの発表前に、いくつかの空力パーツの分析もできた。SUPER AGURIは今回もホンダエンジンのパフォーマンスと信頼性を享受できた」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)