最終日はデビッドソンが走行。ヘレス合同テスト3日目
2007年06月23日
スーパーアグリF1とホンダのヘレス合同テスト最終日。ジェームズ・ロシターに変わりアンソニー・デビッドソンが走行。
スタートのシミュレーションやセッティングを試し78周を走行し、1分20秒45のタイムをマーク。
テスト3日間とも天気は良かったみたいで、ここヘレスでのテストはやはりホンダ側が、この時期は天気が不安定なのを嫌ってのことらしい。
イギリスGP前にシルバーストンを走るほうがメリットがあるのだが、ホンダはバージョンアップしたシャシーを次のフランスGPに導入したいので、テストを確実に行いたかったみたいだ。
またもしかしたらスーパーアグリ側のデータをホンダが流用したかったのかも知れませんね。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
ヘレス合同テスト3日目
テスト日:2007年6月21日
テスト期間:3日間
ドライバー:アンソニー・デビッドソン
シャシー: SA07-05
走行周回数:78周
最速ラップタイム:1分20秒45
天気:晴天 気温:18-27℃ コース路面温度:24-41℃
テスト3日間の走行周回数:220周
テスト3日間の走行距離:962km
SAF1最速ラップタイム:1分20秒45(3日目、アンソニー・デビッドソン)
南スペインのヘレス・サーキットで開催された3日間の合同テストの最終日は、アンソニー・デビッドソンが走行を担当した。午前中のセッションでは、アンソニーはレースのスタートの練習に取り組みながら、エンジン・マッピングの仕事を完了した。午後はマシンのセットアップを行い、合計87周を走破してこの日の走行を終えた。SA07は高い信頼性を発揮し、3日間のテストの間に問題は発生しなかった。
ジェームズ・ロシター
「今週のヘレスはとてもいい結果だった。ぼくが担当した2日間では、マニクール用のセットアップを行うとともに、ブリヂストン・タイヤの理解を深めるための走行を行った。マシンのバランスはよく、ロングランもよかった。また、ブリヂストンのエンジニアたちとトラクションコントロールの最適化の作業にも取り組んだ」
アンソニー・デビッドソン
「テストには最高の天気だった。しばらくヘレス・サーキットを走っていなかったので、再び訪れることができてよかった。ここでも冬からのマシンの進歩を感じることができ、これでさらにポジティブになれるね。今日は、ロングランのパフォーマンスをもっとよくするために、主にトラクションコントロールとセットアップに取り組んだ。ぼくは今日の成果には満足しているし、来週のフランスGPを楽しみにしている」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「いい3日間だった。両ドライバーとも予定していた仕事をこなすことができた。マシンの信頼性も高く、いつもと同じように“量より質”を念頭に作業に取り組んだ。すばらしいスペインの天気のおかげで、ホンダ製パワートレーンとブリヂストン・ポテンザタイヤの作業もはかどった」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)