最終日はジェイムス・ロシターが担当。バルセロナテスト3日目
2007年11月16日
バルセロナ合同テスト3日目には、テストドライバーのジェイムス・ロシターが走行。スタンダードECUのテストに、ブレーキや空力関係をテスト。
順位的には20台中19番手でした。
この日は、ミハエル・シューマッハーは走っておらず、トップタイムをマークしたのは、ルノーのヘイキ・コバライネンでした。
ウイリアムズの中嶋一貴は、3日とも走行。この日は13番手のタイムだった。
次の合同テストは12月4日からヘレスで行われる予定です。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
バルセロナ合同テスト3日目 最終日
日付:2007年11月15日
テスト期間:3日間
ドライバー:ジェームズ・ロシター
シャシー:SA07-5B
走行周回数:60周
最速ラップタイム:1分23秒931
順位:20台中19位
天気:晴天
気温:最低8°C 最高20°C
コース路面温度:最低10°C 最高22°C
テスト総合走行距離:973.08km
総合テスト周回数:209周
最速ラップタイム:アンソニー・デビッドソン(2日目) 1分23秒547
2008年へ向けた冬期第1回目のテスト最終日は、ジェームズ・ロシターがSUPER AGURI F1 TEAMのテスト走行を担当した。
ジェームズは、テスト1日目と2日目にアンソニーが取り組んだ2008年仕様MESコントロールシステムの作業を引き継ぎ、技術解析のためのデータをさらに収集した。コントロールシステムの開発と同時に、ジェームズは2008年仕様SA08のためのブレーキと空力関係の評価を行い、最終的には60周を走破している。
アンソニー・デビッドソン
「有益な2日間のテスト走行を行うことができた。新しいMESシステムの作業は興味深かった。初日はいくつか問題があったが、素早く解決することができ、2日目にはバランスのとれたいいマシンに仕上がっていた。トラクションコントロールなどのサポートなしで運転するのは思ったよりも難しかったので、今は来年が楽しみだ。チームとしてもいいパフォーマンスを見せることができたと思うので、ぼくにとってはとてもいい今年最後のテストだった」
ジェームズ・ロシター
「MESシステムの搭載されたマシンの開発もはかどり、新システムに対する理解が深まった1日だった。レッドフラッグで中断される場面もあったが、今週のテストで予定されていたプログラムは完了することができたし、結果にも満足している」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「チームのメンバーやドライバーの努力のおかげで、来年に備えた1回目のテストを無事に終了できた。毎日、作業もはかどり、ドライバーが2008年仕様のコントロールシステムに関しての貴重な情報をフィードバックしてくれたおかげで、かなりの量のデータを集めることができた。2週間後のヘレスのテストでは、ジェームズと琢磨が走行を担当する予定だ」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)