最終日は佐藤琢磨が参加。ヘレス合同テスト3日目
2007年07月28日
ヘレス合同テスト最終日も8チームが参加。スーパーアグリからは、佐藤琢磨がテストを担当。8台中8番手のタイムだった。
フロントエアロのテストや電気系システムのチェック、またスタートシミュレーションなど広範囲のプログラムをこなしたようです。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年ヘレス合同テスト3日目
日付:2007年7月26日
テスト期間:3日間
ドライバー:佐藤琢磨
シャシー:SA07-05
走行周回数:108
最速ラップタイム:1分21秒186
天気:晴天
気温:25-36℃
コース路面温度:36-51°C
テスト合計周回数:295
テスト合計走行距離:1303.9km
SAF1最速ラップタイム:1分21秒186(佐藤琢磨、3日目)
南スペインのヘレス・サーキットで開催された合同テスト最終日の今日は、佐藤琢磨がSUPER AGURI F1 TEAMのテスト走行を担当した。琢磨はコースやコンディションの様子を見ながら、簡単な電子制御システムのチェックを行うとともに、車体前部の空力テストを終えた。酷暑となった午後のセッションでは、琢磨は広範囲範囲に及ぶシャシーのセットアップ改善作業に取り組み、その後、何回もレースのスタートのシミュレーションを繰り返して1日の走行を終えた。
今回の3日間のテストを通して、SA07は高い信頼性を発揮し、特に問題は発生しなかった。
ジェームズ・ロシター
「いい2日間のテストだった。マシンは信頼性が高く、問題はなかった。テスト初日にはいいマシンのバランスを見つけることができ、次のハンガリーのレースのためのセットアップを決めることができた。2日目はコントロールシステムと2008年用のセットアップのオプションのテストを行った。来年のセットアップのいい方向性が見つかったと思う」
佐藤琢磨
「いいテストだった。とても暑かったけれど、天候は安定していた。今日は多くの周回数を走り、通常のタイヤの評価、電子制御システムのテスト、多くのセットアップの作業をこなすことができ、興味深い結果を得ることができた。マシンのパフォーマンスも期待できるものだったし、今回も信頼性は高かった。極度に暑いコンディションだったけれど、ハンガリーの準備ができたので、来週が楽しみだね」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「SUPER AGURI F1 TEAMにとってはいいテストだった。長期的なものも含む、今後の準備を行うことができた。信頼性も素晴らしかったし、暑かったので、チームのメンバーも次のハンガリーGPへ向けてコンディションを整えることができた。このような気温の中で作業に取り組んでくれたチームの努力に感謝したい
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)