2007年F1トルコGP金曜日フリー走行後のコメント
2007年08月25日
F1トルコGP初日のフリー走行後のコメントです。アンソニー・デビッドソンがコースアウトし、マシンをクラッシュさせるミスがあったが、それ以外は順調に初日を終えたようです。
マシンの仕上がりもまずまずなようで、予選のほうに期待しましょう。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年トルコGP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02)
フリー走行1回目 17位 最速ラップタイム 1分30秒624
フリー走行2回目 16位 最速ラップタイム 1分30秒104
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行1回目 12位 最速ラップタイム 1分30秒384
フリー走行2回目 18位 最速ラップタイム 1分30秒530
T-Car SA07-04
天気:晴天 (湿度27.4%-66.2%)
気温:最低30.0°C 最高36.2°C
コース路面温度:最低33.3°C 最高55.1°C
SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンは、それぞれ予定どおりにテストプログラムを完了し、幸先の良いトルコGPのスタートを切った。午後のセッションの最後にターン3でバリアに接触したアンソニーは走行を中断しなければならなかったが、1日の走行を終えた両ドライバーは、それぞれのSA07のバランスにある程度満足していた。
佐藤琢磨
「夏の休暇が終わり、再びレースに戻れてうれしい。チームの雰囲気も明るく、シーズン後半に期待している。特に、最後のブダペストのレースでの終盤のペースは力強かったので、ここイスタンブールでのチームの姿勢はとても前向きだ。もちろん、他のチームもぼくたちと同様に進歩しているので、ぼくたちにはもっとスピードが必要だ。しかし、今日はとてもいい1日だったと思う。レッドフラッグで作業が中断されたけれど、通常のタイヤ比較を終えることができた。マシンのバランスにもある程度満足している」
アンソニー デビッドソン
「難しい1日だった。風が強く、マシンのいいバランスを見つけるのが難しかった。1回目のセッションの初めは苦しかったが、いくつかセットアップを変更したので終盤はかなり改善されて、ある程度はコンペティティブなラップタイムが出せるようになった。2回目のセッションでも午前中と同じような問題に直面していたし、その後側溝のフタが外れるという出来事があり、コースのグリップレベルが戻るまで少し時間がかかった。プライムタイヤでコンペティティブなタイムを記録した後、午後のセッションの最後にオプションタイヤで走行を行ったが、ターン3に入るところでぼくは運悪くミスを犯し、ラインが膨らんでバリアに接触してしまった。しかし、今のファーストラップのパフォーマンスには満足しているので、明日の予選を楽しみにしている」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「暑く、厳しい。はじめはサーキットが埃っぽかったので、かなり長い時間待ってからコースへ出た。午前中の走行からいい情報をいくつか収集することができたが、午後のレッドフラッグで情報収集の作業の割合が減ってしまったし、終盤のアンソニーのコースアウトも我々のデータ収集に少し影響を及ぼした。しかし、琢磨はマシンをうまく走らせていたので、明日に役立つデータは十分に集まったと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)