2007年F1フランスGP日曜日決勝レース後のコメント
2007年07月02日
F1フランスGP3日目の決勝レース後のコメントです。アンソニー・デビッドソンはアクシデントに巻きこまれ早々にリタイヤ。佐藤琢磨もマシンや給油リグに問題があり、完走を目指すレースとなったようだ。
次のイギリスGPまでに、少しでもマシンのパフォーマンスが上がることを期待!
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年フランスGP 決勝
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-04)
16位 走行周回数:68 最速ラップタイム:1分17秒796
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
リタイア 走行周回数:1 最速ラップタイム:─
T-Car SA07-02
天気:曇り(湿度56.8% - 67.8%)
気温:最低24.2C° 最高 26.4C°
コース路面温度:最低34.6C° 最高 42.3C°
SUPER AGURI F1 TEAMにとっては難しい1日だった。アンソニー・デビッドソンは1周目のアクシデントに巻きこまれ、修復不可能なダメージを負ってレースをリタイアすることになった。佐藤琢磨は数々の問題に直面しながらも、確かな走りでレースを戦い、16位完走を果たした。
佐藤琢磨
「マシンに問題があったので、グリッドからの満足できるスタートは無理だった。第1スティントはまあまあだったけれど、最初のピットストップで給油リグのトラブルが発生し、大きくタイムロスしてしまった。最後はレースを完走するために戦い続けたが、スピードが十分ではなかった。ぼくたちにとっては厳しいレースだったね。来週はいい方向へ状況が変化すればいいと思っているが、これからマシンのパフォーマンス改善に取り組む必要がある」
アンソニー デビッドソン
「コースがとても滑りやすく、ターン1に突入していくところで、ぼくの前の集団が早いタイミングで急ブレーキをかけた。ブルツがリウッツィのインへと入り、彼が急ブレーキをかけたために、それが大きな連鎖反応を生む原因となった。両方のフロントタイヤがロックして、ぼくはリウッツィに接触してしまった。彼がスピンしたので、ぼくは彼のアウト側へと避けた。その後、誰かが彼をヒットしたのだと思う。リウッツィが再びぼくに突っ込んできて、ぼくがスピンすることになった。ピットに戻ることはできたが、マシンのダメージがひどかったためにレースを続けることはできなかった。残念なことだったが、よくあるレースのアクシデントだと思って諦めるよ」
鈴木亜久里 チーム代表
「過酷なレースだった。昨日の予選のタイムは僅差で、我々にとってはいいポジションを獲得するのが難しい状況だった。他のチームもかなり進歩しているので、我々もパフォーマンスを改善する必要がある。今日、アンソニーがリタイアした後、琢磨の1回目のピットストップでも問題が発生している。今回は最高の週末だったとは言えないね」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)