2007年F1アメリカGP決勝
2007年06月18日
2007年F1第7戦アメリカGP決勝は、マクラーレンのルイス・ハミルトンが2戦連続ポールtoウィン!2位にはフェルナンド・アロンソが入りマクラーレンのワンツー、3位にはフェラーリのフェリペ・マッサが入った。
そしてスーパーアグリF1は、アンソニー デビッドソンが終盤バトンを抜く活躍を見せ11位。佐藤琢磨は序盤にコースオフしリタイアとなった。
このアメリカGPでは、SA07のトップスピードがイマイチで苦しいレース展開でした。それでも佐藤琢磨は序盤からオーバーテイクを見せるも3コーナーでラインを外しスピン。サンドトラップに捕まりリタイアととなってしまった。
同じ場所ではフィジケラもコースオフしており、また終盤マッサもライコネンとのバトルで一旦フラツキを見せていた。どうやら1コーナーでブレーキを頑張りすぎると、続く2・3コーナーでライン取りのリズムを崩し乱れるようだ。
いやいや勿体無いレースでした。しかし気になるのがイエローフラッグ無視のペナルティ。結局ペナルティを遂行する前にリタイアしたのだが、次のフランスGPで予選10グリッド降格処分となったようだ。
佐藤琢磨自身は、イエローフラッグ無視ではなく自身のポジションを守っただけだと主張しているのだが、実際はどうだったんだろう?
今回のレースもマクラーレンが1歩抜きん出た速さを披露。ハミルトンがアロンソとの真っ向勝負に勝ち連勝。ほんと速さも勝負強さもピカイチな新人ですね。
惜しかったのはライコネン。スタートでの出遅れが無ければ、かなりイイペースだったので優勝争いに加われてたかも?マッサも序盤いいペースだったのが、第2スティントでかなり遅れ優勝争いに加われず・・・マクラーレンの2台が沢山の周回遅れに刺しかかったとき、追いついてくるかなと思ったが画面に現れることが無かった。
連続でポイントゲットしたコバライネンに、序盤のコースオフで上位から脱落したがペースの良かったフィジケラと、ルノー勢がかなり復調してきた模様。
逆に終盤デビッドソンに抜かれたバトン。ホンダの復調はまだまだ先のようです。
トヨタもトゥルーリの頑張りによってポイントを重ねているが、まだまだ上位争いには加われないようで、日本チームにももっと頑張って欲しい。
さてさて次戦ヨーロッパに戻ってのフランスGP。シーズンの流れが変わるのか?このままマクラーレンの勢いで行くのか楽しみです。
F1アメリカ・グランプリ 日曜日決勝
インディアナポリス・モータースピードウェイ 4.192km×73周=306.016km
1 L.ハミルトン マクラーレンMP4-22・メルセデス 73周 1:31'09"965
2 F.アロンソ マクラーレンMP4-22・メルセデス 73周 1"518
3 F.マッサ フェラーリF2007 73周 12"842
4 K.ライコネン フェラーリF2007 73周 15"422
5 H.コバライネン ルノーR27 73周 41"402
6 J.トゥルーリ トヨタTF107 73周 66"703
7 M.ウェーバー レッドブルRB3・ルノー 73周 67"331
8 S.ベッテル BMWザウバーF1.07 73周 67"783
9 G.フィジケラ ルノーR27 72周 1Lap
10 A.ブルツ ウイリアムズFW29・トヨタ 72周 1Lap
11 A.デイビッドソン スーパーアグリSA07・ホンダ 72周 1Lap
12 J.バトン ホンダRA107 72周 1Lap
13 S.スピード トロロッソSTR02・フェラーリ 71周 2Laps
14 A.スーティル スパイカーF8-VII・フェラーリ 71周 2Laps
15 C.アルバース スパイカーF8-VII・フェラーリ 70周 3Laps
16 N.ロズベルグ ウイリアムズFW29・トヨタ 68周 DNF
17 V.リウッツィ トロロッソSTR02・フェラーリ 68周 DNF
N.ハイドフェルド BMWザウバーF1.07 55周 DNF
佐藤琢磨 スーパーアグリSA07・ホンダ 13周 DNF
D.クルサード レッドブルRB3・ルノー 0周 DNF
R.シューマッハー トヨタTF107 0周 DNF
R.バリチェロ ホンダRA107 0周 DNF