2007年F1カナダGP金曜日フリー走行後のコメント
2007年06月09日
F1カナダGP初日のフリー走行後のコメントです。午前中の走行ではコースがかなり汚れていてマシンのコントロールが難しかったようですが、午後には両ドライバーとも良いセッティングが見つかったようだ。
この良い流れのまま予選決勝と続いて欲しいです。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年カナダGP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-04)
フリー走行1回目 11位 最速ラップタイム:1分18秒898
フリー走行2回目 10位 最速ラップタイム:1分18秒309
アンソニー デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行1回目 10位 最速ラップタイム:1分18秒896
フリー走行2回目 15位 最速ラップタイム:1分18秒545
T-Car SA07-02
天気=晴天(湿度46.4-63.9%)
気温=最低23.3℃ 最高31.4℃
コース路面温度=最低 31.2℃ 最高48.9℃
SUPER AGURI F1 TEAMは、今日のカナダGP初日で着実なスタートを切った。午前中のジル・ヴィルヌーヴ・サーキットはまだコースが汚れている状態だったが、ドライバーの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンはSA07のプログラムをこなし、それぞれ11位と10位のポジションで第1セッションを終了した。コースにもっとゴムがのった午後のセッションでは、両ドライバーとも快適なセットアップを見つけることができ、1分18秒台に集中した接戦の戦いの中で最速ラップタイムを更新した。
佐藤琢磨
「勇気付けられる1日だった。最初はコースが汚れていて埃っぽかったので、グリップが低く、タイヤの反応もよくなかった。マシンがスライドしてばかりいたので、うまくコントロールするのが難しかった。しかし、すぐにコースの状態もよくなり、第1セッションの終わりにはマシンのセットアップの方向性がはっきりしてきた。午後はプログラムを一歩ずつこなし、セッションの最後にはいいポジションまで改善することができた。ただ、まだ明日までに行わなければならない作業はたくさん残っている。明日も今日と同じような天気とコースコンディションだといいんだけどね」
アンソニー デビッドソン
「今日は面白い1日だったね。というのも、第1セッションから午後のセッションが終了するまでの間にコースのコンディションが大きく変化し続けたんだ。最初はコースがとても埃っぽかったので、誰もがグリップに苦しんでいた。早くにマシンのいいバランスが見つかっていたので、コースのコンディションがよくなるのを待った。第1セッションの終わりにはコースの状態も改善されて、第2セッションもよかった。全体的には今日の仕事にとても満足しているよ」
グラハム テーラー スポーティングディレクター
「満足している。ドライバーもよく頑張ってくれたし、エンジニアはうまく構成されたプログラムをこなしてくれた。多くの情報を得ることができたが、明日までに今週末のブリヂストン・ポテンザタイヤの使い方をきちんと決めたいと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)