2007年F1イギリスGP決勝
2007年07月09日
2007年F1第9戦イギリスGP決勝は、フェラーリのキミ・ライコネンが逆転で2戦連続優勝！今季3勝目を飾った。2位にはマクラーレンのフェルナンド・アロンソ、3位にもマクラーレンのルイス・ハミルトンが入った。
そしてスーパーアグリF1は、佐藤琢磨がTカーに乗り換えたためピットスタートとなり14位。アンソニー デビッドソンは、マシンに何かしらトラブルが出たようで地元グランプリをリタイアで終えた。
今回のレースもフランスGP同様、ほとんどスーパーアグリのマシンがテレビに映らなかった・・・
デビッドソンが地元ドライバーなので、何回かオンボードカメラで映されていたが、レース中盤でトラブルのためピットにてリタイアとなった。佐藤琢磨は、Tカーに乗り換えてピットスタートとなるも、あまりペースも上がらず活躍の場面もなかった。
事前のテストをしなかった分、イギリスGPでのマシンの力がこの位置ってことかも。現にスタートで止まってピットレーンからのスタートとなったマッサを除けば、各チーム順のリザルトとなってます。
現時点でレース中安定して速いのはフェラーリのようだ。一時はマクラーレンにマシン的にも逆転されたと思ったが・・・
ライコネンがフランスGPから完全に蘇ったようで、予選でミスるも決勝では速さを見せ逆転で連勝。逆にマクラーレンの2人は1発の速さはあるが、レースペースがフェラーリほど安定してないようだ。特にハミルトンは、ポールポジションを取ったがそれほど完璧にセッティングが決まっていたわけではなさそうです。それでも連続表彰台の記録を更新するあたり、やはりただものではない。
しかしフェラーリは、速さを取り戻しただけにスタートでのマッサのエンジンストールは痛かった。オーバーテイクできるサーキットだったので、ピットレーンスタートから5位まで挽回できたのだが、なにかまだチームとして乗り切れていないチグハグな感じです。
チーム力全体としてはまだマクラーレンの方が上かも。
日本勢としてはトヨタが勿体無いレースをした感じだった。予選で上位につけるもいいところ無く2台ともリタイア。
ホンダは2台とも1ストップ作戦で走り切るも、ポイントには届かなかった。ホンダは、重いタンクでも良いバランスで走れるくらいマシンが改良されてきているようですが、軽いタンクではタイムが伸びないという問題があるそうです。まだまだ上手くいってないようです。
F1イギリス・グランプリ 日曜日決勝
シルバーストン・サーキット 5.141km×59周＝303.214km
1 K.ライコネン フェラーリF2007 59周 1:21'43"074
2 F.アロンソ マクラーレンMP4-22・メルセデス 59周 2"459
3 L.ハミルトン マクラーレンMP4-22・メルセデス 59周 39"373
4 R.クビカ BMWザウバーF1.07 59周 53"319
5 F.マッサ フェラーリF2007 59周 54"063
6 N.ハイドフェルド BMWザウバーF1.07 59周 56"336
7 H.コバライネン ルノーR27 58周 1Lap
8 G.フィジケラ ルノーR27 58周 1Lap
9 R.バリチェロ ホンダRA107 58周 1Lap
10 J.バトン ホンダRA107 58周 1Lap
11 D.クルサード レッドブルRB3・ルノー 58周 1Lap
12 N.ロズベルグ ウイリアムズFW29・トヨタ 58周 1Lap
13 A.ブルツ ウイリアムズFW29・トヨタ 58周 1Lap
14 佐藤琢磨 スーパーアグリSA07・ホンダ 57周 2Laps
15 C.アルバース スパイカーF8-VII・フェラーリ 57周 2Laps
16 V.リウッツィ トロロッソSTR02・フェラーリ 53周 DNF
J.トゥルーリ トヨタTF107 43周 DNF
A.デイビッドソン スーパーアグリSA07・ホンダ 35周 DNF
S.スピード トロロッソSTR02・フェラーリ 29周 DNF
R.シューマッハー トヨタTF107 22周 DNF
A.スーティル スパイカーF8-VII・フェラーリ 16周 DNF
M.ウェーバー レッドブルRB3・ルノー 8周 DNF