2007年F1イタリアGP決勝
2007年09月10日
2007年F1第13戦イタリアGP決勝は、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を飾った。2位にもマクラーレンのルイス・ハミルトンが入りマクラーレンのワンツー。3位にはフェラーリのキミ・ライコネンが入った。
そしてスーパーアグリF1は、アンソニー・デビッドソンは14位、佐藤琢磨は16位だった。
スパイカーの山本左近は、初出走のBスペックマシンで完走を果たし20位。
デビッドソンは、序盤ルノーのフィジケラとのバトルを見せるなど活躍するも予選と同じ14位。佐藤琢磨は、ブレーキトラブルがあったらしくスタート直後は苦しんだが、セーフティカーのおかげでブレーキをクールダウンさせることができ、ある程度回復したが追い上げ実らず16位。
ここはストップアンドゴーのサーキットなので、カナダGPの再現を期待したが甘くは無かった・・・
次戦スパはドライバーズサーキットなので、両ドライバーの頑張りに期待します。
この日のアロンソは速かった。カナダと同じくここではマクラーレンが速かったのだが、ハミルトンが接近できないほどの走りで余裕のポールtoウィン。
ハミルトンも1ストップ作戦のライコネンにピットストップで先行されたが、なんとかライコネンをオーバーテイクし2位を死守。
逆に母国GPを負けられない状況だったフェラーリにとっては、最悪な週末となった。
前日のクラッシュで体力的に厳しかったライコネンは、なんとか1ストップで逆転を試みるも、ハミルトンの前に出たが防ぎきれず3位。せめてハミルトンの前でフィニッシュできていれば良かったのだが・・・
マッサに関しては最悪のレースとなった。レース序盤早々にリアに違和感を感じピットイン。タイヤ交換してみるも状況変わらず、あってはならないリタイヤとなった。
中段以降のほとんどのドライバーが1ストップ作戦と同じような感じになり、大きく順位変動とはならなかったが、ホンダのバトンが久々に1ポイントをゲット。日本グランプリに向けて、いい弾みになればと思います。
完走20台とホント壊れなくなりましたね。
F1イタリア・グランプリ 日曜日決勝
アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ 5.793km×53周=306.720km
1 F.アロンソ マクラーレンMP4-22・メルセデス 53周 1:18'37"806
2 L.ハミルトン マクラーレンMP4-22・メルセデス 53周 6"062
3 K.ライコネン フェラーリF2007 53周 27"325
4 N.ハイドフェルド BMWザウバーF1.07 53周 56"562
5 R.クビカ BMWザウバーF1.07 53周 60"558
6 N.ロズベルグ ウイリアムズFW29・トヨタ 53周 65"810
7 H.コバライネン ルノーR27 53周 66"751
8 J.バトン ホンダRA107 53周 72"168
9 M.ウェーバー レッドブルRB3・ルノー 53周 75"879
10 R.バリチェロ ホンダRA107 53周 76"958
11 J.トゥルーリ トヨタTF107 53周 77"736
12 G.フィジケラ ルノーR27 52周 1Lap
13 A.ブルツ ウイリアムズFW29・トヨタ 52周 1Lap
14 A.デイビッドソン スーパーアグリSA07・ホンダ 52周 1Lap
15 R.シューマッハー トヨタTF107 52周 1Lap
16 佐藤琢磨 スーパーアグリSA07・ホンダ 52周 1Lap
17 V.リウッツィ トロロッソSTR02・フェラーリ 52周 1Lap
18 S.ベッテル トロロッソSTR02・フェラーリ 52周 1Lap
19 A.スーティル スパイカーF8-VII B・フェラーリ 52周 1Lap
20 山本左近 スパイカーF8-VII B・フェラーリ 52周 1Lap
F.マッサ フェラーリF2007 10周 DNF
D.クルサード レッドブルRB3・ルノー 1周 DNF