2007年F1トルコGP土曜日公式予選後のコメント
2007年08月26日
F1トルコGP2日目の公式予選後のコメントです。アンソニー・デビッドソンが、Q3へあと少しというタイムで11番手を獲得。逆に佐藤琢磨は、マシンバランスは悪くなかったのにタイムが出ないという結果Q1脱落となった。
このコースはミスを犯しやすいコーナーがあるので、決勝レースでも付け入る隙がありそうなので、活躍のほうを期待しましょう。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年トルコGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02)
フリー走行3回目 20位 最速ラップタイム 1分29秒436
予選結果 19番手 ラップタイム 1分28秒953(第1セッション)
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行3回目 17位 最速ラップタイム 1分28秒755
予選結果 11番手 ラップタイム 1分28秒304(第1セッション)、1分28秒002(第2セッション)
T-Car SA07-04
天気:晴天(湿度22.8%-36.3%)
気温:最低33.3℃ 最高 35.1℃
コース路面温度:最低 39.0℃ 最高46.6℃
SUPER AGURI F1 TEAM のアンソニー・デビッドソンが驚異的な走りで今日の予選の第2セッションに進出した。最終のトップ10にもう少しで手が届くタイムを記録したアンソニーは、明日の決勝レースを11番手グリッドからスタートする。琢磨は午前中の走行でのマシンのバランスには満足していたが、予選ではグリップ不足に苦しみ、SA07のペースを上げることができず、チームメイトと共に予選第2セッションに進出することはできなかった。
佐藤琢磨
「フリー走行でのマシンのバランスには満足していたし、マシンの感触もよかった。しかし、予選ではバランス自体には問題がなかったのに、ペースが上がらず、グリップも十分ではなかった。一体何が起きたのか、本当に理解できない。予選でこのポジションは残念だが、明日、何ができるのか様子を見るしかないだろうね」
アンソニー デビッドソン
「今日はいいスタートを切ることができた。午前中のフリー走行が終了した時点では、予選でも第2セッションにチャレンジできるぐらい好調だと思ったし、かなり楽に第2セッションに進むことができた。セッションがスタートする前は、進めるかどうか少し心配だったが、みんなが頑張ってくれたお陰で、最終的には第3セッションにまでチャレンジすることができていたかもしれない。本当にいい日だった。あの予選ラップはずっと忘れないよ」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「今日は攻めた。3回目のフリー走行で琢磨がスピンしたのを見れば、スーパーアグリがどれほど激しく戦っているかということがわかるだろう。予選は戦略的なアプローチを取った。重量測定で大きな犠牲を払うところだったが、すべての遅れに素早く対応し、タイミングよく、マシンをコースに戻すことができた。スーパーアグリがどれほど成長したか、わかっていただけたと思う。琢磨は残念だったが、グリッドポジション争いの激しさを物語っている。アンソニーは非常に力強いパフォーマンスだった。予選第1セッションの2回目のアタックでは、マシンの性能の高さを見せてくれた。もう少しマシンを調整できることはわかっていたし、もう少しスピードを上げられるかもしれないと思ったが、第2セッションのアンソニーはマシンの性能を余すことなく引き出してくれた。中団の戦いは本当に厳しく、一歩抜きん出るにはすべての条件が整わなければならない。今日のアンソニーとチームはそれをやってみせてくれた」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)