2007年F1日本GP土曜日公式予選後のコメント
2007年09月29日
F1日本GP2日目の公式予選後のコメントです。佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソン共にQ1脱落。雨のコンディションの中、2人ともタイムが伸びず下位に沈んだ。
デビッドソンのコメントから、決勝レースはドライの方がスーパーアグリには戦いやすそうだ。
富士は抜けるコースなので、後方からの追い上げに期待!
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年日本GP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02)
フリー走行3回目 順位:─ 最速ラップタイム:─ 走行周回数:2周
予選順位 21番手 ラップタイム:1分28秒792
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行3回目 順位:─ 最速ラップタイム:─ 走行周回数:2周
予選順位 19番手 ラップタイム:1分27秒564
T-Car SA07-04
天気:雨、霧(湿度95.7%-96.1%)
気温:最低14.7℃ 最高15.2℃
コース路面温度:最低20.0℃ 最高 21.0℃
SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンにとっては、富士スピードウェイでの難しいドライビングコンディションを耐えながらの走行となった。山岳地帯では珍しいことではないが、今朝はゆっくりと流れる霧が、小雨とともにサーキットを包み込んだ。遅れてスタートした午前中のフリー走行は、視界が悪化し続けたために、わずか数分後には中断となってしまった。しかし、午後はいくらか天候が回復し、予選セッションは予定どおりにスタートした。
佐藤琢磨
「今日の予選は霧がひどいコンディションだったけれど、走行を行うことができたのは幸運だった。最初の数分間、ぼくのペースはコンペティティブだったけれど、バランスに満足できなかったので、ピットへ戻った。ついていないことに、また重量測定に呼ばれてしまったので、それで少しタイムロスしてしまった。しかし、続く2回目の走行ではグリップが全くなかったので、本当に残念だった。最後まで1回目の走行ペースを維持できていたら、いいポジションが狙えたと思う。もちろん、タイムが伸びなかった理由を理解する必要がある。明日のレースのスタートまでに、これを理解することがとても重要になるだろう」
アンソニー デビッドソン
「予選第2セッションに進出できなかったのは残念だ。予選では、タイヤチョイスに関しては間違いなくすべててやったと感じていた。そもそも、今日のコンディションではマシンのスピードが出なかったんだ。クリーンラップが走れたと思ったし、マシンの性能を最大限に引き出すことができたと感じていたので残念だ。昨日はマシンの調子もよかったので、明日はドライコンディションになることを願う。ドライなら、きっといいレースが戦えるだろう」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「もちろん、ホームグランプリの予選としては残念な結果だった。琢磨は予選の最中にFIAの重量測定に行かなければならなかったので、少しタイムをロスしてしまったが、両ドライバーともタイミングよくタイヤ選択ができたと思う。今日は地球のどこにいてもだめだっただろうね」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)