2007年F1ベルギーGP金曜日フリー走行後のコメント
2007年09月16日
F1ベルギーGP初日のフリー走行後のコメントです。この日は両ドライバーともマシンバランスが取れなくて苦労してたようです。事前テストが生かせてない感じで、苦戦が強いられそうだ。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年ベルギーGP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02)
フリー走行1回目 17位 最速ラップタイム 1分50秒640
フリー走行2回目 19位 最速ラップタイム 1分50秒168
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行1回目 18位 最速ラップタイム 1分50秒648
フリー走行2回目 21位 最速ラップタイム 1分50秒542
T-Car SA07-04
天気:晴天(湿度53.3-79.7%)
気温:最低13.9℃ 最高20.8℃
コース路面温度:最低17.7℃ 最高39.3℃
今日、スパ・フランコルシャンでベルギーGPが開幕し、サーキットには久しぶりにグランプリの週末のエンジン音が響き渡った。アルデンヌ地方の山々に囲まれた、風光明媚な起伏の激しいこのサーキットは、今シーズン最長の全長7.004kmのコースだ。F1カレンダーから除外されていた2006年には、ピットとパドックの設備が近代化されるとともに、歴史あるコースに改修工事が施された。そのスパに久しぶりにF1が戻ってきたのだが、今日はSUPER AGURI F1 TEAMが期待していたような1日ではなかった。
佐藤琢磨
「今日はちょうどいいバランスを見つけるのに苦労した。1ヵ月ほど前のテストでこのサーキットを訪れたときとは大違いだった。短距離でも長距離でも、タイヤの性能を最大限に引き出すことも利用することもできなかったので、今夜はかなり大変な作業になると思う。とても貴重なデータを収集しているが、走行がかなり制限されたために期待していたほどの周回数がこなせなかった。パフォーマンスを改善して、明日はいい1日にしたい」
アンソニー デビッドソン
「難しい日だった。マシンに全く異なるふたつの要素が共存しているみたいで、全くバランスを見つけることができない。とても運転が難しかった。厳しい状況だ。明日までにマシンを改善するには、今夜、多くの仕事をこなす必要がある。予選用セットアップが運転しやすいことを願っているが、今のところ、誰にとっても“難しい”1日だったと思う」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「再びスパに来られてうれしいが、今日のスパは我々に優しくはなかった。両ドライバーとも、マシンのバランスに満足していない。数種類のセットアップをテストしているが、まだスイートスポットを見つけることができない。今夜は、それを見つけるためにたくさんの作業をこなさなければならない。バランスのいいマシンではないかもしれないが、最善の妥協点を見いだして、明日はもっとコンペティティブなマシンになることを期待している」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)