2007年F1日本GP金曜日フリー走行後のコメント
2007年09月29日
F1日本GP初日のフリー走行後のコメントです。佐藤琢磨のマシンにトラブルがあったようで、走行時間が限られたのはイタイ。しかしアンソニー・デビッドソンの方は、マシンバランスもかなり満足のようで明日の予選に期待させるコメントでした。
また今回の日本GPで、フォーリーフ ジャパンとパートナー契約を締結。さらに日本GPと中国GPで、ヴァージンアトランティック航空とパートナー契約を締結。パイオニアとスポンサー契約を締結した。
今のスーパーアグリのチーム事情では、少しでもパートナー&スポンサーが増えることは嬉しいです。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年日本GP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02)
フリー走行1回目 17位 最速ラップタイム 1分21秒186
フリー走行2回目 22位 最速ラップタイム 1分21秒352
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行1回目 10位 最速ラップタイム 1分20秒601
フリー走行2回目 20位 最速ラップタイム 1分21秒007
T-Car SA07-04
天気:晴天(湿度70.1- 84.0%)
気温:最低 24.5℃ 最高 27.5℃
コース路面温度:最低33.8℃ 最高51.5℃
起伏の激しい富士スピードウェイと同じく、SUPER AGURI F1 TEAMにとってもアップとダウンの激しい1日だった。午前中のセッションでトラブルが発生した琢磨は、マシンの後部を交換しなければならなかったため、かなりの走行時間をロスしてしまった。スタートからかなり幸先のいいタイムを記録していたSUPER AGURI F1 TEAMだが、コースにゴムが乗ってくるにしたがって、コースではより自信に満ちたドライビングが展開されていた。
佐藤琢磨
「1回目のセッションではメカニカルなトラブルがあり、午前中は2回しか走行が行えなかった。新しいサーキットに必要なテストに時間がかかり、午後のセッションに作業が集中したため、いくつかプログラムをキャンセルすることになった。異なるダウンフォースレベルで長距離を走り、バランスを評価しなければならなかった。これはとても重要な作業だったが、そのために思ったようにマシンのセットアップを行うことができなかった。どちらかと言えば、データ収集のための走行になってしまったが、今日、終えることができた作業でマシンをもっとコンペティティブにセットアップし、明日はよりよい1日にしたいと思う」
アンソニー デビッドソン
「富士スピードウェイを初めて経験するぼくたちにとっては、それぞれ、異なる1日となった。ぼくは、このサーキットでのドライビングを大いに楽しむことができた。ここはとてもチャレンジングなコースだ。特に最終セクターがチャレンジングだが、エンジニアにとっても、トップスピードとトリッキーな最終セクターでグリップとのいいバランスを見つけなければならないので、大変なサーキットだと思う。今日はロングランのペースでいくつかいい仕事ができたと思うし、マシンのバランスにもとても満足している」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「F1に新しく加わったサーキットなので、たくさんの仕事があった。異なる数多くのオプションをテストしたので、今夜の作業で詳しく調べる必要がある。1回目のフリー走行では、マシンの後部を交換しなければならず、琢磨の走行時間はかなり短くなってしまった。今日は1日を通してサーキットのコンディションが変化し続けたので、それを少し追っているような感じだった。午後の2回目のセッションの最後には、アンソニーもマシンのバランスに満足できたようだ。確実に琢磨よりは満足していた。しかし、まだやらなければならない仕事はたくさんある」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)