2007年F1中国GP土曜日公式予選後のコメント
2007年10月06日
F1中国GP2日目の公式予選後のコメントです。佐藤琢磨は、マシンが全く噛み合わなかったとのこと。逆にアンソニー・デビッドソンは、路面にゴムがのるにつれてバランスがよくなり、見事Q1突破を果たした。
決勝の天気予報が雨なので、どのようなレース展開になるか楽しみです。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年中国GP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02)
フリー走行3回目 20位 最速ラップタイム 1分38秒577
予選順位:20番手 ラップタイム 1分38秒218
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行3回目 15位 最速ラップタイム 1分37秒732
予選順位:15番手 ラップタイム 1分37秒203(第1セッション)、1分37秒247(第2セッション)
T-Car SA07-04
天気:晴天(湿度58.6%-66.0%)
気温:最低29.7°C 最高 31.3°C
コース路面温度:最低41.2°C 最高46.6°C
今日は、SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンを異なる運命が待ちかまえていた。予選ではアンソニーが再び充実したパフォーマンスを見せ、予選第2セッションに進出した。アンソニーよりも難しい1日を強いられた琢磨は、明日の中国GPをグリッド20番手からスタートすることになった。
佐藤琢磨
「マシンに満足できていない。全く噛み合わなかった。セッションの間中、全くグリップが出ず、これを修正するためにいろいろと試したが、結局は問題を解決することができないまま、走行時間が終了してしまった。予選セッションでパフォーマンスを改善するためには、抜本的なセットアップの変更が必要だということになったが、結果は同じく全く噛み合わなかった。明日のレースまでにできることはほとんどないが、何が問題なのかを理解する必要がある」
アンソニー デビッドソン
「とても満足できる1日だった。金曜日の走行の様子では予選第2セッション進出は難しいのではないかと思っていたが、コースが次第にぼくたちのマシンに合う状態になってきたんだ。ゴムが乗るにしたがって、バランスがよくなるような感じがして、第2セッション進出に成功することができた。明日はまだどんな天気になるかはわからないが、いい妥協点でのセットアップができていると思うので、明日のレースを楽しみにしている」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「午前中のセッションではバランスの作業に取り組み、今日もいつもと変わらない土曜日だった。前半から琢磨が少し苦しんでいるのは明らかだったが、アンソニーは少しずつ前進しており、それは予選でも続いた。アンソニーの素晴らしい頑張りのおかげで、我々も再び予選第2セッションに進出することができた。予選のスタート前に琢磨の別の道を模索したが、ラップタイムにはその成果が表れなかったので、その原因を究明する必要がある」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)