2007年F1ブラジルGP金曜日フリー走行後のコメント
2007年10月21日
F1ブラジルGP初日のフリー走行後のコメントです。午前と午後とでコンディションが変わり難しい状況だったようです。問題も多く残ったようですが、新しいリアウイングなどのパーツは、上手く機能しているとのこと。
ただ午前中に使ったウェットタイヤに対し、佐藤琢磨(あとバトンとハミルトンも)がレギュレーション違反をしたとして、チームに罰金15,000ユーロが科されてしまった。ドライバーにペナルティは無かったが、罰金は痛い。
以下はスーパーアグリF1プレスリリースより。
2007年ブラジルGP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02)
フリー走行1回目 14位 最速ラップタイム 1分22秒929
フリー走行2回目 18位 最速ラップタイム 1分14秒431
アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03)
フリー走行1回目 17位 最速ラップタイム 1分23秒551
フリー走行2回目 19位 最速ラップタイム 1分14秒477
T-Car SA07-04
天気:雨のち曇り(湿度86.8- 94.9%)
気温:最低18.0°C 最高20.1°C
コース路面温度:最低23.1°C 最高29.3°C
寒く、じめじめしたコンディションのインテルラゴス・サーキットで、SUPER AGURI F1 TEAMは2007年シーズン最終戦ブラジルGPの初日をスタートした。しかし、チームが期待していたような1日にはならず、明日の予選までに克服しなければならない問題が数多く残された。
佐藤琢磨
「忙しく、容易ではない1日だった。新しいリヤウイングでの異なるダウンフォースレベルを評価し、タイヤのテストも一通り行ったが、コンディションが変化していたので、タイヤのテストプログラムを完了するのは不可能だった。今夜、データを分析してパフォーマンスの改善に取り組みたい。明日はもっとコンディションが安定してくれることを願っている」
アンソニー デビッドソン
「コンディションが変化する興味深い1日だった。午前中の雨の中ではまずまずの走りだったが、2回目のセッションを通してコースが乾いてくる状況の中ではいいタイムを出すのが難しかったし、タイムシートの順位にはがっかりした。ライバルチームと比べると、ぼくたちはスピードで伸び悩んだと感じているので、明日の予選までに多くの作業をこなさなければならない」
グラハム・テーラー スポーティングディレクター
「コンディションが安定せず、また新しい路面だったので、今日は克服しなければならない問題がたくさんあった。テストプログラムを分けることで、どうにか2回のフリー走行で多くのデータを収集することができたが、午前中の琢磨のタイヤでミスを犯した。最終的な今の我々の状況にも満足はしていない。このサーキットに持ち込んだ新しいパーツはうまくいっているようだが、今夜中にたくさんの仕事を終えなければならない」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)