頑張れスーパーアグリF1チーム

2007年12月15日

昨年度の最終戦で、トップテンフィニッシュを果たしたスーパーアグリF1チーム。
シーズン2年目の2007年は、その位置からスタートできるようにと、オフシーズンに資金が厳しい中、新車SA07の開発に向けテストを重ねた。

しかし順風満帆とはいかず、スポンサーマネー持込のサードドライバーとなるはずのギド・バン・デル・ガルデが、契約のゴタゴタでスパイカーと契約。さらにそのスパイカーから、カスタマーカー問題でトロロッソと共に提訴されるなど、シーズンが始まる前から問題が噴出してしまった。
また待望の新車SA07も、最終的には開幕戦にぶっつけ本番での投入となった。

それでもシーズン前半は、チームが一丸となって働き、開幕戦のオーストラリアGPでは予選Q3まで進出し10番グリッドをいきなり獲得。世界を驚かせた。
さらに第4戦のスペインGPでは8位に入賞。チーム待望の1ポイントを獲得。
そしてそして第6戦の荒れたカナダGPでは、フェラーリ・トヨタ・マクラーレンをコース上でオーバーテイクする活躍を見せ、6位入賞を果たした。

しかしシーズン中盤以降は、資金不足のうえに一部スポンサーのスポンサー金不払いが重なり、テストには参加するもののマシン開発はストップ。予選で中段に食い込む活躍は見せたものの、入賞することは無かった。
最終的にはマクラーレンのポイント剥奪があり、コンストラクターズチャンピオンシップは4ポイントで9位となった。

F1参戦2年目のリザルトは以下のように。

2007年F1スーパーアグリF1チーム戦績