2006年F1スペインGP土曜日公式予選後のコメント
2006年05月14日
スペインGP2日目の公式予選後のコメントです。ミッドランドとのタイム差が縮まってきたのが収穫、さらにヨーロッパに入って完走してないので、このレースでは完走したいとのこと。期待してます。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年スペインGP 土曜日 フリー走行／予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-05)
フリー走行 20位／走行周回数： 20／最速ラップタイム： 1:18.857
予選 20位／最速ラップタイム： 1:18.920
フランク・モンタニー カーナンバー23 (SA05-02)
フリー走行1回目 22位／走行周回数： 24／最速ラップタイム： 1:20.031
フリー走行2回目 21位／最速ラップタイム： 1:20.763
T-Car SA05-01
SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨が、午前中のフリー走行でミッドランドの2台の間にくい込む好調な公式タイムを記録した。その後行われた予選の第１セッションでは、レッドブルのデイビッド・クルサードがコースアウトするとレッドフラッグが出て一時中断となったが、フランク・モンタニーが小さなミスでタイムロスしたものの、SAF1の2台はまずまずのタイムを記録することができた。
佐藤琢磨
「午前中のフリー走行はとてもスムーズで、かなりの進歩があった。予選も励まされる結果だった。グリップが低く、レッドフラッグでセッションが中断される前に渋滞に遭遇していたので、条件的にはかなり難しかったのだが、2回目の走行ではコースもクリアで、フリー走行の時に近いタイムを記録できたので、自分としては満足している。ミッドランドとのタイム差も縮まってきているので、チームにとっては次第にエキサイティングな状況になってきている」
フランク・モンタニー
「もちろん、昨日よりはずっと良い一日だった。高速コーナーのクルマのハンドリングを改善でき、クルマが安定したことをうれしく思う。ユーズドタイヤ用の良いセットアップを見つけることができたので、性能の低下の問題もなく、運転がしやすかったのだが、ニュータイヤでは低速コーナーで少し苦しんだ。コースの状態が大きく変化していく中、僕たちにはデータが十分にないので、ちょっと難しい部分がある。だが、すべてが少しずつ良くなってきているので、ペースも速くなってくると思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「琢磨がよくやってくれたと思う。ハードタイヤを選択して、１分18秒台のタイムを出してくれたことをうれしく思う。フランクはクイックラップの最後でコースアウトしてしまったが、よくやってくれた。タイムは速いとは言えないが、現時点のクルマの性能を最大限に引き出してくれたと思う。ヨーロッパラウンドに入ってからレースをフィニッシュしていないので、明日は2台揃ってのフィニッシュを目指したい」
（スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース）