2006年F1サンマリノGP日曜日決勝レース後のコメント
2006年04月24日
サンマリノGP3日目の決勝レース後のコメントです。今シーズン初のダブルリタイアは残念です。新車SA06の投入が待たれるところです。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年 サンマリノGP 決勝
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-02)
リタイア 最速ラップタイム 1:29.100
井出有治 カーナンバー23 (SA05-03)
リタイア 最速ラップタイム 1:31.032
T-Car SA05-01
今日のレースは、SUPER AGURI F1 TEAMにとっては残念な結果となってしまった。クリスチャン・アルバースに接触して左フロント・サスペンションにダメージを負った井出有治はメカニカルな問題に苦しみ、23周目にレースを終えた。今回も佐藤琢磨は内容の濃いレースを走り、チームも素早く正確にピットストップをこなしていた。だが、残念なことに、44周目の第15ターンで彼のレースも終わってしまった。シーズン初のダブルリタイアという結果だった。
佐藤琢磨
「今週末は信頼性の問題が全く発生していなかったので、レースをフィニッシュできなかったことが残念だ。スタートはまずまずで、ポジションを上げることができたが、クルマのスピードが十分ではなかったので、それ以上はポジションを上げることができなかった。チームのみんなも週末を通して本当に良く頑張ってくれて、かなりの進歩があったので、このまま努力を続けてパフォーマンスを向上させていきたいと思う」
井出有治
「スタートではそれほどプッシュしているつもりはなかったのだが、ふたつ目のシケインの立ち上がりでアルバースがレーシングラインにいて、彼のクルマを避けることができなかった。その接触のあと、左フロントのサスペンションがダメージを受けていたため、コーナーでの安定感が悪くなった。その後、リヤ・サスペンションにも問題が発生して、レースをリタイアせざるを得なかった。今週末はラップタイムが少し速かったので、このまま自分のリズムをキープして、次のレースでは良い結果を出したい」
鈴木亜久里 チーム代表
「このサーキットの条件は、ぼくたちにとっては難しいものだったので、タフなレースになることは分かっていた。チームはイタリアに来ることを非常に楽しみにしていた。ヨーロッパ・ラウンド初戦で良い結果を出すために全力を尽くした。まだパフォーマンス・レベルは十分ではないが、チームやドライバーも頑張ってくれているので、新しいクルマを与えてあげられないことが残念だ。SA06の導入までは厳しい状況が続くが、士気も高いので、これからもチームは全力を尽くしてくれるはずだ」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)