2006年F1中国GPプレビュー
2006年09月26日
スーパーアグリF1プレスリリースより、中国GPを迎えての各コメントです。事前のシルバーストンテストにて、十分なデータを得られたようです。次の鈴鹿へ向けてのラストレースなので、実戦ながら日本GPにつながるレースをして欲しい。
ノートラブル及び、出来れば何台かを従えて完走できればいいのですが・・・
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年中国GP プレビュー
先週、シルバーストン・サーキットで行われた集中テストに佐藤琢磨と山本左近が参加し、SUPER AGURI F1 TEAMは来たるアジア遠征レースへ向けての準備を進めてきた。チームはこの3日間のテストでSA06のすべての分野に関わる包括的な開発作業を行い、ふたりのドライバーは合計で207周、1,055kmを走破している。
中国GPが開催される上海インターナショナル・サーキットは、マシンに効率性を求めると同時に、それとは対照的なダウンフォースも必要とするサーキットだ。従って、このサーキットを走るF1カーにはホッケンハイムリンクのレースと同じようなセットアップが求められる。上海サーキットの路面は、同じくヘルマン・ティルケ設計のイスタンブール・パークと同様にスムーズだが、こちらの方がタイヤへの負担がいくらか少ないと言われている。
佐藤琢磨
「上海はチャレンジングで、そして視界という点ではかなり難しいユニークなサーキットだ。特にターン1からターン2、そしてターン3へと続くセクションが難しく、それが面白い部分でもある。バックストレートの前のセクションは傾斜が急で、走り抜けるのがとてもエキサイティングだ。そこは長いストレートへ続く場所なのでブレーキングもヘビーだし、オーバーテイクのチャンスもあるので重要な場所でもある。鈴鹿のわずか1週間前のレースなので、中国でいいレースを戦い、その勢いを日本GPへと繋げていくことが、ぼくたちにとってはとても重要となるだろう」
山本左近
「上海を訪れるのは初めてなので、本当に楽しみにしている。アジア人ドライバーとしてF1に参戦するようになって、初めて帰ることになるアジアでのレースだというのもうれしいことだ。中国GPへ向けて準備作業に全力で取り組んできたので、今ではサーキットのこともかなりよく理解している。先週、シルバーストンで上海用のパッケージをテストしたが、レースに役立つデータも集められたと思う。このエキサイティングなサーキットにSA06がマッチすることを願っている」
鈴木亜久里 チーム代表
「シーズン最後の3レースの前にシルバーストンのテストに参加できて、とてもよかったと思っている。初めての日本でのホームレースを控えたレースなので、中国GPはぼくたちにとってはとても重要なレースとなる。上海サーキットは比較的新しいサーキットなのでレースも楽しみだし、最新バージョンのSA06もいいパフォーマンスを見せてくれると信じている」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)