2006年F1サンマリノGP土曜日公式予選後のコメント
2006年04月23日
サンマリノGP2日目の公式予選後のコメントです。ミッドランドとのタイム差がコンマ5秒まで縮まり、チームとしても手ごたえを感じているようだ。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年 サンマリノGP フリー走行 & 予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-02)
フリー走行3回目 20位/最速ラップタイム 1:28.267
予選 グリッド順位 21番手/最速ラップタイム 1:27.609
井出有治 カーナンバー23 (SA05-03)
フリー走行3回目 21位/最速ラップタイム 1:29.330
予選 グリッド順位 22番手/最速ラップタイム 1:29.282
T-Car SA05-01
金曜日のフリー走行でのプログラムを順調にこなしたSUPER AGURI F1 TEAMは、土曜日も好調をキープ。佐藤琢磨は午前中のフリー走行で最速ラップタイムを昨日より1.5秒以上縮めた上で、予選では1分27秒台中盤をマークし、ミッドランドとのタイム差を約0.5秒にまで縮め、明日の決勝レースに期待を繋いだ。一方、ヨーロッパラウンドに入って心機一転の井出有治も予選で昨日のラップタイムから約2秒短縮する1分29秒282をマーク。決勝に向けて、チームはいい雰囲気のまま、この日の走行を終えた。
佐藤琢磨
「チームにとって今日は良い一日だった。昨夜の作業でかなりクルマも良くなったので、午前中のフリー走行もスムーズに行うことができ、予選でパフォーマンスもうまく引き出すことができた。自分の予選ラップには非常に満足している。クルマの性能を最大限に引き出すことができたと思うし、チームも明日のレースを楽しみにしている」
井出有治
「昨日からクルマが多少オーバーステア気味だったので、予選用にセットアップを変更したが、かえってそれが裏目に出てしまい、思っていたようなタイムが出せなかった。新しいタイヤをもっとうまく使えれば、もう少しタイムを伸ばせたのではないかと思う。だが、クルマには問題がなかったので、明日は良い走りができると思う。レースが楽しみだ」
鈴木亜久里 チーム代表
「レースごとにSUPER AGURI F1 TEAMと他チームとのタイム差は縮んでいて、今日もかなりのところまで近づくことができた。チームメンバーとドライバーの努力がこの飛躍的な向上を可能にしたのだと思うし、彼らの献身的な仕事ぶりが今日の良い結果に繋がっている。ドライバーたちはふたりともスタートが良いので、スタートでミッドランドF1を抜いて、チェッカーフラッグまでそのポジションを維持して欲しいと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)