2006年F1オーストラリアGP土曜日公式予選後のコメント
2006年04月02日
オーストラリアGP2日目の公式予選後のコメントです。油圧系のトラブルが出て、思うようにフリー走行が走れなかったようだ。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年 オーストラリアGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-02)
フリー走行3回目 19位/最速ラップタイム 1:41.448
予選順位 21位/ラップタイム 1:32.279
井出有治 カーナンバー23 (SA05-03)
フリー走行3回目 18位/最速ラップタイム1:40.261
予選順位 22位/ラップタイム 1:36.164
この日のメルボルンの空は朝から厚い雲に覆われ、日中を通してシャワーのような雨が時折降り注ぐ微妙な天候の中、フリー走行と公式予選が行なわれた。午前11時からのフリー走行では佐藤琢磨のマシンが油圧系のトラブルを抱え、セッションの大半を修理に費やすことになったが、井出有治は初めてのレイン走行で周回を重ねた。午後の予選では、佐藤琢磨が前のマシンに引っかかりながらも1分32秒279のタイムをマーク。井出有治はこの難しいコースでのドライセッティングに苦しみ、数回のスピンを喫して、ベストタイムは1分36秒164にとどまった。
佐藤琢磨
「今日も難しい一日になってしまった。油圧系の問題が発生して、フリー走行の4分の3は無駄になってしまった。だが、チームのメンバーの努力のお陰で、ウエットコンディションの中、数周は走ることができた。予選セッションではコースもかなり乾いてきていたし、ぼくもベストを尽くしたつもりだが、ついていないことに、ファステストラップで渋滞に遭遇してしまった。コンマ数秒を取り返せれば良かったのだが、あの状況では仕方がない。満足だ」
井出有治
「クルマのセットアップに苦しんだ。タイヤを2セット使ったが、思うように温まらず、何度かコースアウトしてしまった。なぜかグリップも悪かったので、その原因を究明して、明日は良いレースにしたい」
鈴木亜久里 チーム代表
「今日は、天候の悪さに苦しみ、一日中、何かしらの問題があった。試しのセットアップが十分にできなかったことが理由で、有治は予選の最中に数回スピンしてしまった。今日は、これまでで一番タフな予選だったと思う。だが、今夜のミーティングで話し合い、明日のレースにはより良いセットアップで挑みたい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)