2006年F1ハンガリーGP土曜日公式予選後のコメント
2006年08月06日
ハンガリーGP2日目の公式予選後のコメントです。SA06が完全な形になるのが、トルコGPになるようです。今回の予選は、厳しい状況だったが佐藤琢磨がまずまずのタイムを叩き出した。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年ハンガリーGP 土曜日 フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
フリー走行3回目 18位 走行周回数:15 最速ラップタイム: 1:24.847
予選 20位 最速ラップタイム: 1:22.967
山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
フリー走行3回目 22位 走行周回数:19 最速ラップタイム: 1:26.260
予選 22位 最速ラップタイム: 1:24.016
T-Car SA05-01
天気=曇り 気温=21-24℃ コース路面温度=29-35.5℃
SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨は、ウィリアムズのニコ・ロズベルグやスクーデリア・トロロッソと並ぶ1分22秒台の手応えのある予選タイムを記録した。山本左近も最初のアタックで1分24秒016という、まずまずのタイムで着実な予選セッションのスタートを切った。
佐藤琢磨
「午前中のフリー走行ではシャシーにトラブルが生じた上、レッドフラッグが出たために走行時間が短くなってしまった。その後、そのセッションでさらにマシンに改良を加えることは難しかったが、セッション終了間際に明日のタイヤチョイスを決めた。予選のファーストランは渋滞に遭遇してしまい、特にいいラップとは言えなかった。計量のためにストップしなければならなかったのも、かなりのタイムロスになってしまった。そのため、ガレージに戻るのではなく、ピットストップをしなければならなくなったが、これでタイヤが冷え過ぎてしまって、再びウォームアップするのに苦労した。しかし、最終的には今日、自分たちが出せたラップタイムに満足するべきだと思う」
山本左近
「昨日のセッションで得たデータを分析し、3回目のフリー走行に備えて、マシンのセットアップを変更した。そのセッションでは安定した走行を維持することができて、すべてがうまくいっているように思えた。予選で少し残念だったのは、2セット目のニュータイヤでミスを犯したことと、1回目のランでタイムを伸ばせなかったことだ。しかし、今日は多くのことを学ぶことができたので、トルコの予選では二度と同じミスを犯さないように努力したい。明日のセットアップはとても快適なものなので、実質的に初レースとなるここハンガリーのレースを楽しみにしている」
鈴木亜久里 チーム代表
「今日は難しい一日だった。琢磨と左近はよく頑張ってくれたと思うし、ふたりのパフォーマンスには満足している。しかし、マシンのスピードが十分ではなかったし、完全なニューマシンはトルコGPまで待たなければならない。ライバルとの差もまだ開いているので、グランプリが開催されない期間にSA06の開発作業に力を入れるつもりだ。そのためにも、明日のレースではSAF1の2台が完走して、より多くのデータを収集できるようにする必要がある。明日はいい一日になることを願っている」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)