2006年F1イギリスGP金曜日フリー走行後のコメント
2006年06月10日
イギリスGP初日のフリー走行後のコメントです。山本左近が初めてサードドライバーとして走行。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年イギリスGP 金曜日 フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-05)
フリー走行1回目 13位 走行周回数:10 最速ラップタイム: 1:27.724
フリー走行2回目 27位 走行周回数:26 最速ラップタイム: 1:25.870
フランク・モンタニー カーナンバー23 (SA05-02)
フリー走行1回目 16位 走行周回数:3 最速ラップタイム: 未計測
フリー走行2回目 28位 走行周回数:22 最速ラップタイム: 1:26.248
山本左近 カーナンバー41 (SA05-01)
フリー走行1回目 14位 走行周回数:22 最速ラップタイム: 1:29.678
フリー走行2回目 29位 走行周回数:27 最速ラップタイム: 1:27.908
今日、山本左近がSUPER AGURI F1 TEAMでのデビューを果たした。チームにとっては短い歴史の中で、グランプリで3台のクルマを走らせるという、さらなる目標を果たすことができた1日だった。しかし、2回のフリー走行ではドライバーたちにそれぞれ異なる問題が発生し、1日のプログラムが妨げられる結果となってしまった。
佐藤琢磨
「午前中のセッションではセンサーの問題で数周しか走ることができず、計測ラップも1周だけだった。午後のセッションの最初の方はスムーズな走行ができたが、今度はシャシーに問題が生じてしまった。タイヤのテストプログラムは終えることができたが、情報が正しくない可能性も高いので、他のふたりのドライバーのデータに頼るしかない。ひとつのチームとして、今あるデータを使って明日のプラクティスセッションに向けて準備を行っていく」
フランク・モンタニー
「午前中はトラブルにより走行ができなかったし、午後もいくつかの問題に遭遇した。ちょっとしたオーバーステアが多く発生して、クルマを安定させるのがとても難しかった。もちろん新しいタイヤの方がクルマの状態は良くなったと思うが、今日のセッションでは良いセットを見つけることができなかった。アタックラップも渋滞でクリアではなかったので、クルマの速さを計ることはできなかった。だが、ぼくたちにとって難しいコースであることは確かなので、明日までに多くの作業を行わなければならない」
山本左近
「今日初めてSUPER AGURI F1 TEAMのマシンをドライブしたが、とても楽しかった。このマシンを理解することができたし、2回のセッションを通して安定した走りを続けることができたと思う。コントロールが少し難しかったが、初日を十分にエンジョイすることはできた。2回のセッションで多くのことを学ぶことができたので、次のグランプリが楽しみだ」
鈴木亜久里 チーム代表
「午前中のセッションで琢磨とモンタニーのマシンに問題が少し発生したが、午後までには解決することができ、予定どおりレースセッティングをテストすることができた。山本もテストの仕事を立派に果たしてくれたし、彼の今日のパフォーマンスには満足している。彼はクルマとチームに慣れてきていると言っているので、彼がチームに落ち着くことに関してはそれほど心配していない。シルバーストンは信じられないほどの晴天なので、この週末が楽しみだ。2台揃ってのフィニッシュを期待している」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)