2006年F1イタリアGPプレビュー
2006年09月07日
スーパーアグリF1プレスリリースより、イタリアGPを迎えての各コメントです。先週のモンツァテストで好感触を得たチ-ムは、このイタリアGPでの好結果に期待。
今回サーキットの約半分が再舗装されたが、両タイヤメーカーともタイヤには自信あり。ミシュラン側の話によると、タイヤにやさしい舗装となったようだ。
ブリヂストン側も週末のレースではかなりの競争力を発揮すると、強気の発言。そろそろスーパーアグリF1も、リザルトでミッドランドを上回る結果が欲しいところ。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年イタリアGP プレビュー
9月10日(日)、ミラノにほど近い歴史あるサーキットであるアウトドローモ・ナショナーレ・ディ・モンツァで、F1世界選手権のヨーロッパ・ラウンドの最終戦となるイタリアGPが開催される。
SUPER AGURI F1 TEAMは先週モンツァで開催された3日間の合同テストに1台のマシンで参加し、佐藤琢磨と山本左近が今回のグランプリに向けての準備作業を行った。テスト内容は空力、ブリヂストンとの集中タイヤ評価など、SA06のすべての分野に関わる包括的な開発作業だった。3日間のテストで琢磨と左近は合計130周、749kmを走破している。
佐藤琢磨
「イタリアGPはF1カレンダーの中でも最もスピードの速いユニークなレースだ。先週のモンツァのテストではポジティブな結果を得ているので、このレースにはいいパッケージで臨めると信じている。これまでと同じように金曜日にレース用のセットアップの作業を行うが、テストで準備作業はひと通り終えることができたし、その後のブリーフィングもポジティブだったので、イタリアGPのために再びモンツァに戻るのを楽しみにしている」
山本左近
「今週のレースの準備のためにモンツァでテストを行ったが、ぼくにとってはサーキットを学ぶ絶好のチャンスだった。新しいマシンのために予定していたすべてのテストプログラムを終えることができたので、今回のグランプリへ向けての準備はかなり整っている。ぼくはこの超高速サーキットで開催されるレースを楽しみにしている。トルコではスピンを喫するまでは、まあまあのレースを戦うことができたので、モンツァでは頑張ってレースを完走したいと思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「モンツァは高速サーキットであり、チームにとってもドライバーにとってもとても厳しい特別なレースになるだろう。自分たちも含めて、すべてのチームがこのグランプリのための特別なセットアップでレースに臨むことになるが、いずれにせよ難しいレースになるだろう。先週、モンツァで初めて3日間のテストを行い、SA06のセットアップについてのいい方向性が見つかったので、かなりいい感触でこのレースに臨める。琢磨と左近は全く新しいバージョンのSA06を走らせることになるが、ヨーロッパラウンドの最後のレースとなるイタリアGPで全力を尽くしたい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)