2006年F1カナダGP金曜日フリー走行後のコメント
2006年06月24日
カナダGP初日のフリー走行後のコメントです。ヨーロッパラウンドとは違う空力のため、いろいろセットアップを試していたようです。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年カナダGP 金曜日 フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-05)
フリー走行1回目 14位 走行周回数:20 最速ラップタイム: 1:21.891
フリー走行2回目 26位 走行周回数:22 最速ラップタイム: 1:19.624
フランク・モンタニー カーナンバー23 (SA05-02)
フリー走行1回目 13位 走行周回数:17 最速ラップタイム: 1:21.783
フリー走行2回目 29位 走行周回数:22 最速ラップタイム: 1:21.434
山本左近 カーナンバー41 (SA05-01)
フリー走行1回目 15位 走行周回数:29 最速ラップタイム: 1:23.159
フリー走行2回目 27位 走行周回数:26 最速ラップタイム: 1:20.197
天気=曇り 路面=ドライ 気温=20-21℃ コース路面温度=25-27℃
今日のモントリオールは天候が不安定でコースのコンディションも安定せず、SUPER AGURI F1 TEAMにとっては難しいスタートとなった。SA05にはいくつかの問題が起こり、フランク・モンタニーはセットアップに苦しんだが、佐藤琢磨と山本左近はそれぞれ予定どおりにプログラムを終了することができた。
佐藤琢磨
「マシンのいいバランスを見つけるのに苦労し、オーバーステアにも悩まされたが、良いグランプリ初日だったと思う。ヨーロッパとは空力スペックが大きく異なったので、午前中のセッションではいろいろなバランスを試し、タイヤのテストプログラムを進めた。午前中は気温が低く、タイヤテストには良い条件ではなかった。午後になって気温が上昇してもクルマのバランスは改善されなかったが、明日はこの問題を解決し、よりいい一日になることを期待している」
フランク・モンタニー
「午前中のセッションはそれほど悪いものではなく、マシンをいくらか改善することができた。だが、午後のセッションでは問題が再び多く発生し、残念ながらガレージで作業を行わなければならなかったので、かなりの走行時間をロスしてしまった。とにかく明日に期待したい。まだ満足できるセットアップになっていないので、明日の午前中の最後のフリー走行で作業に取り組むが、予選に向けて状況がよくなることを望んでいる」
山本左近
「このサーキットを走るのは初めてだったが、とても楽しかった。午前中はコースがかなり滑りやすく、運転するのが難しかった。今日はタイヤのプログラムを集中的に行ったが、午後のセッションでは路面のコンディションも改善されていたので良いロングランを何本も走ることができた。そのおかげでタイヤの比較評価やデータ収集を行うことができた。このデータが明日の予選と日曜日の決勝レースに役立てばいいと思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「琢磨とフランクは多くの問題に遭遇してしまったが、3台のSA05の調子はかなり良かったと思う。琢磨のタイムは安定していてとても良かった。今日のプログラムでやりたかったことをすべて終了することができたので、現場での作業の進行具合には満足しているし、カナダGPはまずまずのスタートになったと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)