2006年F1日本GPプレビュー
2006年10月04日
スーパーアグリF1プレスリリースより、日本GPを迎えての各コメントです。いよいよ鈴鹿凱旋!ここでのレースの為に、今シーズン戦ってきたようなもの。
自由席ですが見に行きます。めちゃめちゃ楽しみですが、台風の動きが気になります。ドライでレースが見たい!
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年日本GP プレビュー
SUPER AGURI F1 TEAMは、2006年F1世界選手権第17戦の日本グランプリへと向かう。“Born in Japan”を旗印に戦う日本生まれのSAF1チームは、鈴鹿サーキットで開催されるこの「ホームレース」を心待ちにしてきた。そしてまた、日本と世界中のレースファンが今週、チームが日本に到着するのを待ち望んでいる。
ホンダが所有する鈴鹿サーキットは三重県鈴鹿市にある。18のコーナーがある8の字型のコースはF1カレンダーの中でも珍しい存在で、多くの人がこのコースを真のドライバーズサーキットと考えている。このコースの一周は7速の高速コーナーから始まり、そこからタイトな一連の高速S字カーブへと続いている。スプーンカーブと伝説の130Rもこのコースの最もチャレンジングな場所のひとつに数えられる。カシオトライアングル・シケインがオーバーテイクのチャンスだが、第1コーナーやターン11となるヘアピンでオーバーテイクが見られることもある。
佐藤琢磨
「今年のぼくたちにとっては、鈴鹿は精神的にも肉体的にもとてもチャレンジングなレースになるだろう。上海のレースが素晴らしかったので、チームの雰囲気も明るいし、マシンも強力なパッケージとなるはずだ。鈴鹿は右コーナーと左コーナーの数が同じで、そのほとんどが直接つながっているため、クルマのバランスが完璧である必要があるが、先月のシルバーストンでのテスト結果もよかったので大丈夫だと思う。今年、鈴鹿を訪れるチャンスは最初で最後なので、このレースでいいパフォーマンスを見せるためにチームは全力投球しているし、ファンのためにも絶対にいい週末にしたいと思う。今までぼくはものすごく大きなファンの声援を得てきたが、それを早くチームのみんなと分かち合い、彼らに実感してもらいたい」
山本左近
「ぼくは鈴鹿の近くの生まれなので、本当の意味で今回はぼくの故郷のグランプリだ。8歳の時に鈴鹿でF1を観戦した日から、ぼくはF1ドライバーになりたいと思っていた。それで12歳の時に鈴鹿カートレーシングスクールに入り、モータースポーツの道を歩み始めた。初めてフォーミュラカーを運転したのも鈴鹿だったが、クルマの中から見える景色がテレビと全く同じだったんだ! ぼくは鈴鹿サーキットとともに成長してきたので、日本のチームのF1ドライバーとして、初めて日本グランプリに行くことに興奮せずにはいられない。先週末の中国では初めてF1のレースを完走することができたので、今週、鈴鹿に行くことはぼくにとってもいいステップとなる。日本のファンの皆さんに会えることを本当に楽しみにしている。故郷のファンの前で、いつも以上に全力でトライしたいと思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「ぼくたちのチームにとって、日本グランプリはシーズンで最も重要なレースだ。SA06の開発も鈴鹿を念頭に行ってきた。今週はたくさんの日本のSUPER AGURI F1 TEAMファンが鈴鹿に応援に来てくれると思うので、鈴鹿の雰囲気はものすごいものになると思う。琢磨と左近にもいいレースを戦って欲しいと思うし、自分たちの故郷のグランプリなので、チームも110%の力を発揮してくれることだろう」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)