2006年F1モナコGP木曜日フリー走行後のコメント
2006年05月26日
モナコGP初日のフリー走行後のコメントです。どうやら両ドライバーに、タイヤとセッティングで役割分担していたようだ。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年モナコGP 木曜日 フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-05)
フリー走行1回目 25位/走行周回数: 23/最速ラップタイム: 1:21.144
フリー走行2回目 28位/走行周回数: 31/最速ラップタイム: 1:19:803
フランク・モンタニー カーナンバー23 (SA05-02)
フリー走行1回目 26位/走行周回数: 21/最速ラップタイム: 1:21.594
フリー走行2回目 25位/走行周回数: 19/最速ラップタイム: 1:18:731
T-Car SA05-01
今年で64回目の開催となる、伝統のモナコGPがいよいよ開幕した。他のグランプリと異なり、木曜日からレーススケジュールは始まり、好天の中、2回のフリー走行が行われた。午前、午後ともレッドフラッグで中断される事態が起きたが、初めてこの偉大なレースに挑むことになるSUPER AGURI F1 TEAMは予定どおりに一日のプログラムをこなした。
佐藤琢磨
「チームにとって良い一日だった。土曜日の午前中までにコースのコンディションがかなり変化するので、今日のプログラムでのぼくの役割はレースのセットアップに専念することだった。明日は走行がないので、土曜日の3回目のフリー走行時にはコース路面のグリップが低くなる。だから、今日はレースに備えて異なるセットアップのオプションを試す良いチャンスだった。今日はクルマのバランス、スピードともにまあまあ満足できる結果だったので、土曜日も継続してプログラムを進めていくのが楽しみだ」
フランク・モンタニー
「午前中は琢磨とぼくは異なるタイヤチョイスで走った。ぼくの方が楽なオプションタイヤだったので、周回数を重ねてサーキットに慣れることができた。運転していて快適なタイヤだったが、残念ながら数周しかいい状況がキープできなかった。だが、午後のセッションでは別のタイヤで作業に取り組み、まあまあの結果を出せた。クルマが少しナーバスで、ステアリングが重かったが、今日は収穫の多い一日だったし、ようやく満足のいくラップタイムが出せたことがうれしい」
鈴木亜久里 チーム代表
「ここはドライバーにもクルマにも非常にタフなサーキットだ。他のグランプリのサーキットと比べて、特にSA05のハンドリングは難しいものになると思う。そして、とてもチャレンジングなコースなので、ドライバーのスキルがとても重要だ。今日のフリー走行のタイムを見ると、SUPER AGURI F1 TEAMのドライバーはふたりとも良くクルマに対応している。ぼくたちは少しずつ確実に前に向かって進んでいっていると思うし、決勝レース用の良いセットアップももうすぐ見つけることができるだろう」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)